公式サイトに掲載されたユーベの紹介文にまさかの言葉が…。
10月23日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージで、マンチェスター・ユナイテッドはユベントスを本拠地オールド・トラフォードに迎え撃つ。
公式戦での対決は2003年以来。これまで多くの名勝負を演じてきた両雄だが、今回はクリスチアーノ・ロナウドやポール・ポグバにとって古巣対決という興味も加わり、より注目されるカードとなっている。
しかし、好勝負が期待される一戦を前にして、周囲を騒がせる事態を、ホームチームが起こしてしまった。
公式戦での対決は2003年以来。これまで多くの名勝負を演じてきた両雄だが、今回はクリスチアーノ・ロナウドやポール・ポグバにとって古巣対決という興味も加わり、より注目されるカードとなっている。
しかし、好勝負が期待される一戦を前にして、周囲を騒がせる事態を、ホームチームが起こしてしまった。
発端は、ユナイテッドが公式サイトに掲載した、ユベントスとの対戦の歴史を振り返った記事。このなかで著者のジョー・ガンリー氏は、以下のようにユベントスを紹介している。
「『貴婦人』と呼ばれるユベントスに、フィオレンティーナ、インテル、ナポリといったライバルクラブのサポーターが与えた悪意のあるニックネームのひとつが『Rubentus』というものだった。これはイタリア語で“盗み”を意味する「rubare」をもじったものだ」
イタリア・サッカー界を震撼させた一大スキャンダル『カルチョポリ』で2004-05、05-06シーズンのスクデットを剥奪され、さらにセリエBという厳罰を受けたユベントスに対する“蔑称”を紹介した文章には、「英国のファンはイタリアのチームに疑念の目を向けた」と続けている。
事実とはいえ、今回の対決には直接関係のないことであり、対戦相手に対する「古傷に塩を塗る」ような内容の文章は、英国風のきついジョークや皮肉と捉えることもできるだろうが、イタリア側は敏感に反応。主要紙を含めた各メディアがこれを報じている。
現在では、この記事は削除されて見ることはできないようになっている。一方のユベントス側は、特に何のアクションも起こしていない。