選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト8.12号（７月29日発売）より
 
［神戸］
［GK］
22 山本海人　4.5　
宇佐美に与えた先制点は阻止したかった。その後も冷静さを欠いた。
［DF］
2 高橋峻希　5　
後手に回り右サイドに起点を作られた。的確な守備が必要だった。
19 岩波拓也　5　
身体を張って、宇佐美の突破を止めるシーンも。ただ５失点は痛い。
14 増川隆洋　4.5　
３失点目直後の抗議で不必要な警告を受ける。熱くなり、悔いが残る。
27 橋本英郎　5.5　
ボランチではなく不慣れな左SBで奮闘。まずまずの仕事は見せた。
［MF］
16 チョン・ウヨン　5　
中盤で動き回ったが、判断力を欠き、パスミスをする場面も散見。
6 シンプリシオ　5　
低調なパフォーマンスに終始。中盤でもっと強烈な存在感が欲しい。
13 小川慶治朗　5　
見せ場はなし。劣勢のなかでも流れを変えるプレーを身に着けたい。
7 ペドロ・ジュニオール　5　
ラフプレーで乱闘騒ぎの原因を作る。闘志が空回りした印象が強い。
10 森岡亮太　5　
前への仕掛けの意識が希薄。攻撃陣を引っ張る力がまだ足りない。
［FW］
18 マルキーニョス　5.5　
エースが、PKの１点だけでは寂しい。G大阪守備陣に封じられた。
［交代出場］
MF 17 松村亮　5　
ゴールに絡む役割を最後まで果たせなかった。今後に期待したい。
MF 15 大屋翼　5　
２戦連続での途中出場。逆境のチームに勢いを付けようとしたが……。
FW 11 田代有三　5　
少ない出場時間でも、結果を出したかった。シュートは１本のみ。
［監督］
安達亮　5　
関西のライバルを相手に、なす術なく大敗。選手交代も遅すぎた。
 
［G大阪］
［GK］
1 東口順昭　6　
同点ゴールは許したものの、マルキーニョスのPKは読んでいた。
［DF］
14 米倉恒貴　6　
安定した働きで勝利に貢献。目立ちはせずとも欠かせない存在に。
3 西野貴治　5.5　
もっと読みの鋭さを磨きたい。これから経験を積むことが大事か。
8 岩下敬輔　6　
神戸の得点源であるブラジル人ふたりから徹底マークで自由を奪う。
22 オ・ジェソク　6　
豊富な運動量と闘志むき出しのプレーで、闘う気持ちは感じさせた。
［MF］
15 今野泰幸　6　
無難な守備を披露。縁の下の力持ちとして、攻撃陣を陰から支えた。
7 遠藤保仁　6.5　
セットプレーからパトリックの２ゴール、宇佐美の２点目を演出。
13 阿部浩之　6　
激しいプレスで、マルキーニョスからボールを奪うなど攻守で光る。
19 大森晃太郎　5.5　
前半途中で負傷での交代に。見せ場もないまま、ピッチを後にする。
［FW］
39 宇佐美貴史　7　
文句なしのプレーぶり。両チームを通じて、最も脅威的な存在だった。
29パトリック　6.5　
前節清水戦に続く２戦連発弾。宇佐美との強力２トップが機能した。
［交代出場］
MF 11 倉田秋　5.5　
鋭い突破で相手を交わし、好機を作り出したが、もっと出来るはず。
MF 10 二川孝広　5.5　
10分少々の出場でも持ち味のテクニックをしっかり見せ勝利に貢献。
MF 17 明神智和　5.5　
ベテランらしくチームに落ち着きを与えて、ゲームを最後に締めた。
［監督］
長谷川健太　6　
宇佐美＆パトリックの大活躍を導いた。好調を次節につなげたい。
 
［試合内容］
神戸は14分に宇佐美のミドルで先制を許す。その６分後にはPKで同点に追いつくが、26分には再び宇佐美にネットを揺らされ、その後も立て続けに失点。まさかの大敗を喫し、これでリーグ再開後、３戦勝ち星なしとなった。