サッリ監督に満足のアザール、「まだ」を強調しつつチェルシーとの契約延長を示唆

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月28日

「代表もマルティネスが去ったらサッリに」

チェルシーとの現行契約は2020年6月までだが、延長するのか、あるいは噂されるマドリーへ移籍するのか…。(C)Getty Images

画像を見る


 昨シーズン終了後に移籍を仄めかしたものの、最終的にチェルシーに残ったエデン・アザールは、クラブと新たな契約を結ぶことも視野に入れている。

 チェルシーと2020年までの契約を結んでいるアザールは、以前からレアル・マドリーなど欧州のメガクラブからの関心が絶えず騒がれてきた。

 だが、英紙『Guardian』によると、9月27日に開催されたリーグカップのリバプール戦で、途中出場から決勝点を挙げたアザールは、試合後に「まだサインはしていない」とコメント。来週にも契約延長が発表されるとの報道は否定したが、「まだだよ、まだ」と、延長の可能性があることを示唆した。
 
 今シーズンの公式戦では、ここまで7試合で6ゴールと絶好調のアザール。「ピッチで(違いが)分かるだろう。昨シーズンのチームにはいなかった選手たち、ボールを持つのが好きな選手たちがいる」と、チェルシーのスタイルの変化に対する満足感をうかがわせている。

「僕らは以前よりもポゼッションをするようになった。攻撃の選手はその恩恵を受けている。ボールタッチの数や、チャンスをつくるための機会が増えたことで、以前よりもっとドリブルしたり、シュートを狙うチャンスが増えたんだ」

 その変化をもたらしたのは、今シーズンから指揮を執るマウリツィオ・サッリ監督だ。アザールは、「ボールを持つのが好きな監督だね。それが大きな違いだ」と、サッリ監督に賛辞を寄せた。

「それから、彼はイタリア人だから、アントニオ・コンテ前監督と同じで、戦術の話が多い。練習ではハードワークしなければいけない。これまでの監督の下で自由がなかったと言っているわけじゃないよ。コンテもジョゼ・モウリーニョもファイナルサードでは好きにやらせてくれた。だから彼らの下でも僕はうまくやれたんだ」

 サッリ監督はナポリ時代、ベルギー代表のドリース・メルテンスのストライカーとしての才能も開花させているだけに、アザールはいずれサッリ監督に母国の代表チームを託しても良いのではないかと、冗談交じりに述べている。

「ロベルト・マルティネス監督への敬意を欠くことにはしたくないけど、ベルギー代表での彼の時代が終わったら、サッリ監督の就任も考えられるかもね」

 新スタイルを歓迎しているアザールは、今後もサッリ監督の下でチェルシーのためにプレーしつづけるのだろうか。
 
【関連記事】
リバプール戦で決勝ゴールを決めたアザール、劇的弾を生んだ「カンテとの会話」の内容を明かす
「これぞ勝者の晩餐」「まさか移籍!?」エムバペとチェルシー軍団との“豪華ショットが話題に
ジダンが監督だったらマドリーに行ってた!? アザール父が息子の去就に注目発言「何が起きたかは言えない」
サッリ監督の哲学やスタイルを表わす言葉「サッリズモ」、母国イタリアの百科事典に
6年ぶりEL参戦のチェルシー、チェアマンが敵地ギリシャまで駆け付けたサポーターに粋な計らい

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ