スアレスの息子と3ショットも。
ロシア・ワールドカップ以降も何かと話題が尽きないブラジル代表FWのネイマール。月曜日にはサプライズでバルセロナを訪問し、周囲を驚かせたようだ。スペイン紙『EL SPORT』など現地複数のメディアが報じている。
昨夏、歴代最高額の2億2200万ユーロ(約284億円)でバルセロナから去り、リーグ・アン(パリ1部)のパリ・サンジェルマンに活躍の舞台を移したネイマールだったが、現在もバルサのチームメイトとは親交を温めているようだ。
ネイマールは月曜日、バルサのトレーニング施設「Ciutat Esportiva」を訪れ、ルイス・スアレス、イバン・ラキティッチ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンらと面会。その様子を自身のSNSにアップし、再会を喜んでいる。ラキティッチは自身のインスタグラムにも2ショットを投稿し、「会えてうれしいよ。ブラザー」とコメントを添えて喜びを表現した。
このサプライズ訪問について、現地では「レアル・マドリー移籍への布石か?」という憶測が飛び交った。しかし、すぐにネイマール本人がこれを否定。バルセロナのカタルーニャTVの取材に「移籍とは何も関係ない。来シーズンもパリSGにいるよ」と回答している。また、R・マドリー側も後から「パリSG側にオファーをしている事実はない」と否定するコメントを発表した。
ではなぜ、ネイマールがバルセロナを電撃訪問したのか。それは、「ポーカースターズ」というポーカーゲーム大会のプロモーションイベント参加のためだった。
ネイマールはバルセロナのトレーニング施設で旧交を温める前、市街でバルセロナ時代の同僚ジェラール・ピケ、現パリSGの同僚ジオバニ・ロ・チェルソらと合流し、プロゴルファーのセルヒオ・ガルシアなどと共にポーカー大会のイベントに参加。イベント後はピケと肩を並べてポーカーを楽しむ様子も目撃されている。
ポーカーイベントの主催者はサプライズ訪問に関して、「ネイマールとバルセロナの友人たちの絆はまだ結ばれている」とコメント。英タブロイド紙『The Sun』も、「ネイマールは昨夏に世界的な記録の金額でカンプ・ノウを去ったが、彼は今でも以前のチームメイトに愛されているようだ」と一連のサプライズを報じている。
パリSGは、週末にニームとアウェーで対戦。ネイマールもスタメン出場する予定だ。