フンメルスの一発を守り切り、ドイツがベスト4進出!
【サッカーダイジェスト特派のポイントレビュー】
13分に挙げた虎の子の1点を守り抜いたドイツが、4大会連続の4強入りを果たした。
軽いインフルエンザがチームに蔓延していると試合前に報じられ、コンディションが不安視されていたドイツは、疲労の蓄積や暑さの影響もあったのだろう。ゲームを通して運動量が少なかった。
そんな苦しいチームを攻守で支えたのが、CBのフンメルスだ。FKにヘッドで合わせて決勝ゴールをマークしただけでなく、球際の強さと抜群のポジショニングで自陣ゴール前では文字通りの壁となり、好セーブを連発したGKノイアーとともにフランスを無得点に封じ込めた。
高く設定されたドイツ最終ラインの裏を狙う縦に早いアタックで、数多くのチャンスを作り出したフランスは、シュート数で圧倒しながらも、最後の一線を破れず結局はノーゴール。組み立てからフィニッシュまで、エースのベンゼマに多くを依存する攻撃のこれが限界だろう。
取材・文:加藤紀幸(ワールドサッカーダイジェスト)
13分に挙げた虎の子の1点を守り抜いたドイツが、4大会連続の4強入りを果たした。
軽いインフルエンザがチームに蔓延していると試合前に報じられ、コンディションが不安視されていたドイツは、疲労の蓄積や暑さの影響もあったのだろう。ゲームを通して運動量が少なかった。
そんな苦しいチームを攻守で支えたのが、CBのフンメルスだ。FKにヘッドで合わせて決勝ゴールをマークしただけでなく、球際の強さと抜群のポジショニングで自陣ゴール前では文字通りの壁となり、好セーブを連発したGKノイアーとともにフランスを無得点に封じ込めた。
高く設定されたドイツ最終ラインの裏を狙う縦に早いアタックで、数多くのチャンスを作り出したフランスは、シュート数で圧倒しながらも、最後の一線を破れず結局はノーゴール。組み立てからフィニッシュまで、エースのベンゼマに多くを依存する攻撃のこれが限界だろう。
取材・文:加藤紀幸(ワールドサッカーダイジェスト)