複数クラブから強い関心を寄せられる日本代表FW。
降格の憂き目に遭った日本代表ストライカーは、来シーズンからの所属先を真剣に模索しているようだ。
現地時間4月28日に行なわれたブンデスリーガ32節でフライブルクに2-3と敗れたケルンは、5シーズンぶりの2部降格が決まった。
昨シーズンはリーグ5位へ食い込み、ヨーロッパリーグ出場権も獲得した古豪の失墜に、地元紙『Kölner Stadt-Anzeiger』は「欧州からの転落……最も不必要で回避できたはずの降格」と嘆いた。
試合後、古豪の落日を綴るとともに、ドイツ・メディアが話題としたのは、ケルンの主力選手たちの去就である。
ヨナス・ヘクター、ティモ・ホルン、マルセル・リッセといった主力級が愛するクラブのために残留を宣言しているなか、日本代表FW大迫勇也の去就はいまだ不透明となっており、地元メディアではその動向に関するニュースが取り上げられている。
現地時間4月28日に行なわれたブンデスリーガ32節でフライブルクに2-3と敗れたケルンは、5シーズンぶりの2部降格が決まった。
昨シーズンはリーグ5位へ食い込み、ヨーロッパリーグ出場権も獲得した古豪の失墜に、地元紙『Kölner Stadt-Anzeiger』は「欧州からの転落……最も不必要で回避できたはずの降格」と嘆いた。
試合後、古豪の落日を綴るとともに、ドイツ・メディアが話題としたのは、ケルンの主力選手たちの去就である。
ヨナス・ヘクター、ティモ・ホルン、マルセル・リッセといった主力級が愛するクラブのために残留を宣言しているなか、日本代表FW大迫勇也の去就はいまだ不透明となっており、地元メディアではその動向に関するニュースが取り上げられている。
今シーズンは怪我もあり、24試合で4ゴールと不完全燃焼に終わった大迫。それでも右サイドやトップ下も器用にこなす万能型CFに興味を示すクラブは少なくないようで、『Kölner Stadt-Anzeiger』は「ハノーファーとブレーメンが強い関心を示している」と報じた。
さらに一部では、“日本人トリオ”の結成も噂されている。
地方紙『Rheinische Post』は、1部昇格を決めたデュッセルドルフが大迫の獲得に動き出していることを伝え、「またも日本人を狙う」と報じた。
宇佐美貴史に続き、今年1月の移籍市場ではレンタルで原口元気も獲得したデュッセルドルフ。今夏、その2人の完全移籍とともに、さらに大迫の獲得を狙っているというのだ。
「デュッセルドルフは今、ハラグチとウサミの完全移籍に向けて懸命に動いている。それはユウヤ・オオサコという新しい日本人を迎え入れるためでもある。彼にはハノーファーやブレーメンからの興味も伝えられているが、代表のチームメイト2人が残れば、溶け込みやすいだろう」
また、デュッセルドルフの現指揮官フリードヘルム・フンケルは、大迫が1860ミュンヘンに在籍した際、積極的にレギュラーとして扱ってくれた、いわば恩師でもある。そんな指揮官との関係性は、日本代表FWにとっても心強いはずだ。
4月30日のドイツ紙『Bild』のインタビューでは、「いくつかオファーを受けている。ケルンに留まるか、まだ分からない」と回答していた大迫。はたして、日本代表FWは、1部でのプレーに加え、日本人街があるなど生活面での環境が整っているデュッセルドルフへ移籍するのだろうか。あるいは……。