鮮やかヒールパスでゴールをアシスト。
日本代表FW武藤嘉紀が、残留争いの渦中にあるマインツを救う活躍を披露した。
4月29日(現地時間)、ブンデスリーガ第32節が行なわれ、マインツは3-0でRBライプツィヒに勝利。7試合ぶりに先発起用された武藤は、2ゴールに絡む殊勝なパフォーマンスを見せた。
まずは29分、武藤はエリア内でボールを受けてキープすると、相手DFダヨ・ウパメカノのファウルを受けてPKを獲得し、パブロ・デ・ブラシスの先制弾を呼び込む。
そして試合終了間際には、左サイドからのグラウンダーのクロスにゴール前で反応。鮮やかなヒールパスで繋ぎ、アレクサンドル・マキシムの追加点をアシストした。
90分には若手MFのボテ・バクにもキャリア初ゴールが生まれ、ライプツィヒを突き放したマインツは、ブンデスリーガ3連勝を挙げ、順位を14位に浮上させて、2部リーグ3位とのプレーオフ圏内(16位)からも脱出した。
2ゴールに関与したシーン以外にも、力強く思い切りの良いドリブルで相手守備陣を脅かした武藤。それだけに、地元メディアからの評価も上々だ。
4月29日(現地時間)、ブンデスリーガ第32節が行なわれ、マインツは3-0でRBライプツィヒに勝利。7試合ぶりに先発起用された武藤は、2ゴールに絡む殊勝なパフォーマンスを見せた。
まずは29分、武藤はエリア内でボールを受けてキープすると、相手DFダヨ・ウパメカノのファウルを受けてPKを獲得し、パブロ・デ・ブラシスの先制弾を呼び込む。
そして試合終了間際には、左サイドからのグラウンダーのクロスにゴール前で反応。鮮やかなヒールパスで繋ぎ、アレクサンドル・マキシムの追加点をアシストした。
90分には若手MFのボテ・バクにもキャリア初ゴールが生まれ、ライプツィヒを突き放したマインツは、ブンデスリーガ3連勝を挙げ、順位を14位に浮上させて、2部リーグ3位とのプレーオフ圏内(16位)からも脱出した。
2ゴールに関与したシーン以外にも、力強く思い切りの良いドリブルで相手守備陣を脅かした武藤。それだけに、地元メディアからの評価も上々だ。
南ドイツで発刊されている『Mitteldeutsche Zeitung』紙は、PK獲得のシーンについては「ウパメカノはムトウにほとんど触れておらず、ライプツィヒは運がなかった。主審の判定には疑問だ」と不満を示しつつも、「“ストロング・ムトウ”は中盤からライプツィヒのエリア内をグルグルと回り続けて翻弄した」と、彼のプレー全般を高く評価している。
また、ドイツ誌『Kicker』は、2点目をアシストシーンについて、「残り時間5分のところでハックとホルトマン、そしてムトウの卓越した技術が決定的となった」とし、「ホルトマンからの絶妙なボールを受けた日本人は、ヒールでフリックしてマキシムのゴールを演出した」と紹介した。
チームを残留へ導く大きな勝利に貢献した武藤。はたして、同様のパフォーマンスが残り2節でも見られるのか。次節(5月5日)は、香川真司が所属するドルトムントとの対戦となる。