「今日は反省しかないんじゃないですかね」。
[J1リーグ4節]神戸 2-0 C大阪/3月18日/ノエスタ
昨季ルヴァンカップと天皇杯の2冠を達成したセレッソ大阪が、今季は苦戦を強いられている。
J1リーグ4節のヴィッセル神戸戦、相手の本拠地に乗り込んだ試合は0-2で敗れた。川崎とのゼロックス・スーパーカップ(2月10日)を制した後は、2月14日のACL1節の済州戦以来、勝利から遠ざかっており、公式戦は7試合白星なし。リーグ戦は3分1敗で15位に沈んでいる。
ACLとリーグ戦を並行して戦う過密な日程とあって、体力的な問題は少なからずあるかもしれない。ただエースの杉本健勇は「言い訳になるので関係ない」と言う。
「守備がはまらなかったのが問題。サッカーは良い守備をして、そこから攻撃につなげていかなくてはいけないけど、今日はそれがなかった。ボールの取りどころが決まらずにズルズルいってしまっていた」
杉本いわく、戦術的な面に敗因がある。
昨季ルヴァンカップと天皇杯の2冠を達成したセレッソ大阪が、今季は苦戦を強いられている。
J1リーグ4節のヴィッセル神戸戦、相手の本拠地に乗り込んだ試合は0-2で敗れた。川崎とのゼロックス・スーパーカップ(2月10日)を制した後は、2月14日のACL1節の済州戦以来、勝利から遠ざかっており、公式戦は7試合白星なし。リーグ戦は3分1敗で15位に沈んでいる。
ACLとリーグ戦を並行して戦う過密な日程とあって、体力的な問題は少なからずあるかもしれない。ただエースの杉本健勇は「言い訳になるので関係ない」と言う。
「守備がはまらなかったのが問題。サッカーは良い守備をして、そこから攻撃につなげていかなくてはいけないけど、今日はそれがなかった。ボールの取りどころが決まらずにズルズルいってしまっていた」
杉本いわく、戦術的な面に敗因がある。
たしかに、この日のC大阪は前半からテンポの良い神戸のパスワークに手こずり、後手に回っていた。一旦引いてブロックを作るのか、それともプレスにいってより高い位置でボールを奪うのかが不明瞭で、相手との間合いが悪く、余裕を与えてしまっていた印象だった。
悪い流れは攻撃にも波及。速攻なのか遅攻なのかの判断が曖昧だった様子が見て取れた。カウンターで素早くゴール前まで持ち込めそうな場面でも、横パスを入れて自分たちでリズムを寸断していた。
「前半も後半もうまくはまらんかった。(0-2は)妥当な結果かなと。今日は反省しかないんじゃないですかね」
杉本のコメントがこの日の内容の悪さを示していた。
1か月以上勝ち星のないチームに対して、試合後、サポーターからブーイングが飛んだ。
「まあ勝ててないのでね、そこはしゃあない。普通のことだと思う」
杉本は毅然として振る舞ったが、胸の内には相当な悔しさを抱えているはずだ。もちろん、杉本だけでなく、C大阪の選手全員が、だ。
中断期間を経て、浮上のきっかけを掴むことができるのか。C大阪にとって真価が問われるシーズン。早くも試練が訪れている。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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悪い流れは攻撃にも波及。速攻なのか遅攻なのかの判断が曖昧だった様子が見て取れた。カウンターで素早くゴール前まで持ち込めそうな場面でも、横パスを入れて自分たちでリズムを寸断していた。
「前半も後半もうまくはまらんかった。(0-2は)妥当な結果かなと。今日は反省しかないんじゃないですかね」
杉本のコメントがこの日の内容の悪さを示していた。
1か月以上勝ち星のないチームに対して、試合後、サポーターからブーイングが飛んだ。
「まあ勝ててないのでね、そこはしゃあない。普通のことだと思う」
杉本は毅然として振る舞ったが、胸の内には相当な悔しさを抱えているはずだ。もちろん、杉本だけでなく、C大阪の選手全員が、だ。
中断期間を経て、浮上のきっかけを掴むことができるのか。C大阪にとって真価が問われるシーズン。早くも試練が訪れている。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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