「まさかあそこから狙ってくるとは…」
思わず、「あれ? キーパーどこにいたの?」とツッコミたくなる珍プレーだ。
プレミアリーグの公式ツイッターが3月8日に公開したのが、元ドイツ代表GKのイェンス・レーマンがアーセナル時代に冒した痛恨のミステイクだ。「大胆不敵なショット! 世のゴールキーパーたちはそっぽを向く」と題し、2005-06シーズン最終節、ウィガン戦の失点シーンを紹介している。
1-1で迎えた33分だ。ホームのウィガンは敵陣左サイドでFKを得る。ゴールまでの距離はおよそ40メートル。普通に考えれば直接狙う手はない。ところがキッカーのデイビッド・トンプソンは、思い切り右足を振り抜いてゴールを狙いにいったのだ。完全にクロスボールが来ると身構え、アーセナルGKレーマンのニアサイドはガラ空きに。そこを巧みに突いて豪快弾をねじ込み、ウィガンが逆転に成功した。
プレミアリーグの公式ツイッターが3月8日に公開したのが、元ドイツ代表GKのイェンス・レーマンがアーセナル時代に冒した痛恨のミステイクだ。「大胆不敵なショット! 世のゴールキーパーたちはそっぽを向く」と題し、2005-06シーズン最終節、ウィガン戦の失点シーンを紹介している。
1-1で迎えた33分だ。ホームのウィガンは敵陣左サイドでFKを得る。ゴールまでの距離はおよそ40メートル。普通に考えれば直接狙う手はない。ところがキッカーのデイビッド・トンプソンは、思い切り右足を振り抜いてゴールを狙いにいったのだ。完全にクロスボールが来ると身構え、アーセナルGKレーマンのニアサイドはガラ空きに。そこを巧みに突いて豪快弾をねじ込み、ウィガンが逆転に成功した。
当時の実況アナは「なんて恥ずかしい失点だ!」と絶叫。試合後のレーマンも「エクスキューズ無用だね。まさかあそこから狙ってくるとは……予想外だったよ」と反省しきりだった。すでに5位が確定していたシーズン最終節。なにも懸かってない試合で、名手の気が緩んだか。試合はその後、ティエリ・アンリの3得点を挙げ、アーセナルが4-2でひっくり返した。それはそれで、当時のアーセナルは凄まじい。
ピッチ内外でその言動がよく物議を醸したレーマン。2009年12月のチャンピオンズ・リーグでは、試合中に緊張のあまり催してしまい、広告看板の裏で用を足すという伝説のエピソードを残している。
ピッチ内外でその言動がよく物議を醸したレーマン。2009年12月のチャンピオンズ・リーグでは、試合中に緊張のあまり催してしまい、広告看板の裏で用を足すという伝説のエピソードを残している。