韓国メディアが同胞の指揮官を称える「就任1年目でセレッソに悲願成就をもたらした」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月05日

「ACLの出場権をも獲得しそうな勢いだ」

本誌カメラマンに笑顔でガッツポーズを見せるユン・ジョンファン監督。厳格な指導のなかにも、選手たちへの愛情に溢れる指揮官だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 ルヴァンカップ決勝を制し、セレッソ大阪に初のタイトルをもたらしたユン・ジョンファン監督。この戴冠劇はお隣の韓国でも報じられ、全国スポーツ紙の『Sports Seoul』は同胞の指揮官をこう称えた。
 
「ユン・ジョンファンは日本に舞い戻った1年目で、見事にセレッソ大阪に悲願成就の初タイトルをもたらした。川崎フロンターレとのルヴァンカップ決勝で幸先よく先制点を挙げ、リードを守り、終了間際に加点。鮮やかな2-0の快勝を収めたのだ」
 
 同紙はセレッソの簡単なクラブプロフィールを紹介。ユン監督がクラブのOBにしてレジェンドであることに触れ、「昨季はJ2で戦っていた昇格したばかりのチームを、就任1年目のユン・ジョンファンが鍛え直した。現在Jリーグで3位をキープし、エンペラーカップ(天皇杯)でもベスト4に進出している。アジア・チャンピオンズリーグの出場権をも獲得しそうな勢いだ」と評している。
 
 さらに、「最初の(サガン鳥栖での)指導経験が大きかったのだろう。チームを2部から昇格させ、J1でも上位に引き上げた。その後帰国し、蔚山現代で昨季まで指揮を執ったが、古巣のセレッソに請われて監督に就任したのだ」と説明している。
 
 韓国人監督として初めて、日本国内でのタイトルを奪取したナニワ桜の智将。シン・テヨン代表監督をはじめ、「韓国産指導者」の人材不足が叫ばれるなか、本国でもその注目度が俄然高まっている。


【関連記事】
英サッカー専門誌の熟練記者が斬るルヴァン杯決勝「世界的に見ても特異なカップ戦だ」
「誰よりも悩んだのはユンさん」清武弘嗣が決勝のメンバー選考について指揮官の苦悩を推察
初タイトルの感慨に浸るモリシ「ようやくチャンピオンになれて、喜びが溢れてきた」
「一緒に戦ってほしかった」柿谷曜一朗が涙を浮かべ背番号20への想いを語る
「負けたら顔を見せられない」と不安を抱えていた杉本健勇。MVP賞金の使い道は「みんなで焼肉行きたい」
【ルヴァン杯決勝|採点&寸評】C大阪2-0川崎|先制点の杉本が文句なしのMOM!小林と中村は沈黙…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ