イングランド代表、デル・アリの「中指立て」に対するFIFAの処分内容が決定!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月30日

次節スロベニア戦に勝てば本大会行きが確定。

アリの出張がほぼ受け入れられた格好だ。選手本人は「同じ過ちは二度と繰り返さない」と反省しきり。(C)REUTERS/AFLO

画像を見る

 FIFA(国際サッカー連盟)は9月29日、イングランド代表MFデル・アリへの処分内容を発表した。
 
 9月4日のロシア・ワールドカップ予選、イングランド対スロバキア戦で、アリは中指を立てる非紳士的なジェスチャーを行ない、大きな波紋を呼んだ。FIFAの規律委員会はそれが主審に対するものだったのかどうかをジャッジすべく、調査を開始。アリは僚友カイル・ウォーカーに向けたもので、ふざけ合っていただけだと主張していた。
 
 なかなか関係者へのヒアリングが進まず、3週間が経過しても結論が出ないまま。そして木曜日、溜まりかねたFA(イングランド・サッカー協会)はFIFAに迅速なアクションを求める文書を提出。イングランド代表は来週、ワールドカップ予選最後の2連戦を控えている。そこでアリを起用できるのかどうかは、ガレス・サウスゲイト監督にとって大きな関心事だったからだ。
 
 一説には4試合の公式戦出場停止の厳罰が下り、ワールドカップ本大会にも影響が出るのではないかと危惧されたが……。結果は、いたって軽微だった。
 
 1試合の出場停止と、5000万スイスフラン(約58万円)の罰金。予想しうる最小限の裁定だ。FIFAの規律委員会はこう説明している。
 
「選手の行なった行為はレフェリーに対してのものでないことは確認できた。ただし、チームメイトに向けたものだったとしても、かのような攻撃的で反スポーツ的な行為はなすべきではないと考える。よって規定に準じて、適正なペナルティーを決定した」
 
 FA、代表チーム、そしてアリ自身はホッと胸を撫でおろしただろう。21歳MFが出場停止となるのは10月5日のスロベニア戦のみで、同9日のリトアニア戦への起用は可能だ。
 
 スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)はその本拠地ウェンブリーでのスロベニア戦に勝てば、6大会連続15回目のワールドカップ出場が決まる。
【関連記事】
クラシコがなくなる? カタルーニャ州が独立したらバルサはどうなる?
岡崎慎司のゴールラッシュは想定内!? レスター指揮官が開幕前のやりとりを明かす
アーセナルの“ガラスの天才”が完全復活へ!「ベストな状態に戻った」とヴェンゲル監督
エジプト代表の守護神が「W杯最年長出場」を狙う! で、いま何歳?
「インテリスタのヌードモデル」がセクシーすぎる! 得点時の動画では…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ