監督の解任とともに技術委員長も辞意を表明。
大韓サッカー協会は6月15日、韓国代表のウリ・シュティーリケ監督との契約を双方合意の下で解除することを発表した。
同日開かれた技術委員会での会議で決定された模様で、シュティーリケ監督の解任とともに、イ・ヨンス技術委員長も辞意を表明し、後任監督は新しい技術委員長の就任後に選任される見込みだ。
同協会公式サイトによれば、イ・ヨンス技術委員長は取材陣に対し、「(後任監督は)一度韓国人監督が引き受けなければならない状況だと判断する。適任者は技術委員が提案するだろう」と明らかにし、国内の指導者に限定した理由については「行政手続きや交渉の限界というよりも、外国人の監督では国内選手を短い期間に把握することが難しい。韓国人が監督をすれば、最近代表チームに選ばれ起用されている選手たちを把握できる」としている。
韓国内で現在フリーの有力指導者といえば、今季のACL敗退後に江蘇蘇寧の監督を退任したチェ・ヨンス氏や、5月下旬にやはり中国スーパーリーグの杭州緑城の監督を退任し、ブラジル・ワールドカップで韓国代表を指揮した経験を持つホン・ミョンボ氏など、Jリーグで活躍した日本に縁のある指導者たちもいる。
また、韓国紙『朝鮮日報』のウェブサイトは後任候補として元韓国代表監督のホ・ジョンム韓国プロサッカー連盟副総裁が有力視されていると伝えている。ホ・ジョンム氏は、2010年の南アフリカ・ワールドカップで韓国をベスト16に導いている。
韓国代表は、ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のグループAで、8試合を終えて勝点13で出場圏内の2位につけるものの、3位のウズベキスタンに勝点わずか1ポイント差で追われている。残り2試合は、ワールドカップ予選では94年アメリカ大会予選以来勝っていない苦手のイラン(※すでに出場が決定)と、2位の座を争うウズベキスタンとの直接対決。韓国は日本と同様の日程で、8月31日にイランとホームゲーム、9月5日にウズベキスタンとアウェー戦を行なう。
ロシア行きのチケットを懸けた正念場の戦いへ向けて監督交代という“賭け”に踏み切った韓国。果たして、その決断は吉と出るか、凶と出るか――。
同日開かれた技術委員会での会議で決定された模様で、シュティーリケ監督の解任とともに、イ・ヨンス技術委員長も辞意を表明し、後任監督は新しい技術委員長の就任後に選任される見込みだ。
同協会公式サイトによれば、イ・ヨンス技術委員長は取材陣に対し、「(後任監督は)一度韓国人監督が引き受けなければならない状況だと判断する。適任者は技術委員が提案するだろう」と明らかにし、国内の指導者に限定した理由については「行政手続きや交渉の限界というよりも、外国人の監督では国内選手を短い期間に把握することが難しい。韓国人が監督をすれば、最近代表チームに選ばれ起用されている選手たちを把握できる」としている。
韓国内で現在フリーの有力指導者といえば、今季のACL敗退後に江蘇蘇寧の監督を退任したチェ・ヨンス氏や、5月下旬にやはり中国スーパーリーグの杭州緑城の監督を退任し、ブラジル・ワールドカップで韓国代表を指揮した経験を持つホン・ミョンボ氏など、Jリーグで活躍した日本に縁のある指導者たちもいる。
また、韓国紙『朝鮮日報』のウェブサイトは後任候補として元韓国代表監督のホ・ジョンム韓国プロサッカー連盟副総裁が有力視されていると伝えている。ホ・ジョンム氏は、2010年の南アフリカ・ワールドカップで韓国をベスト16に導いている。
韓国代表は、ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のグループAで、8試合を終えて勝点13で出場圏内の2位につけるものの、3位のウズベキスタンに勝点わずか1ポイント差で追われている。残り2試合は、ワールドカップ予選では94年アメリカ大会予選以来勝っていない苦手のイラン(※すでに出場が決定)と、2位の座を争うウズベキスタンとの直接対決。韓国は日本と同様の日程で、8月31日にイランとホームゲーム、9月5日にウズベキスタンとアウェー戦を行なう。
ロシア行きのチケットを懸けた正念場の戦いへ向けて監督交代という“賭け”に踏み切った韓国。果たして、その決断は吉と出るか、凶と出るか――。