「イメージが損なわれた」と仏紙に怒りの提訴の構え。
パリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表MFのマルコ・ヴェッラッティが、現地時間3月15日、フランス紙『レキップ』を提訴する意向を表明した。イタリア紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが報じている。
パリSGは3月8日、チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでバルセロナに1-6と大敗。史上初となる4点差からの逆転劇を許し、大会から姿を消した。
落胆するサポーターの怒りを増幅させる記事がレキップ紙で報じられたのは、試合から2日後の3月10日だ。同紙はヴェッラッティとチームメイトのブレーズ・マテュイディが、スペインに向かう前夜の6日に夜遊びに興じたとし、帰宅が0時を過ぎていたと報じた。
だが、ヴェッラッティとパリSGはすぐに報道を否定。代理人を務めるドナト・ディ・カンプリもイタリア・メディアで「狂気」と怒りを露わにし、レキップ紙に対する損害賠償請求を示唆していた。
そして3月15日、ヴェッラッティの弁護士が声明を発表。レキップ紙の記事は「まったくのでっち上げ」だと断じ、ヴェッラッティもマテュイディもパーティーに参加していないと強調した。ヴェッラッティはその日、妻や息子と自宅にいたという。
さらに、弁護士は「記事によって、プロサッカー選手としても、いち家庭人としても、ヴェッラッティのイメージが損なわれた」と主張。報じる前に裏を取る義務を欠いており、ジャーナリストとしての報道倫理にも反していると非難するとともに、選手から法的措置を取るように指示されたことを明かした。
ディ・カンプリ代理人は以前からフランス・メディアのヴェッラッティに対する報道に不快感を表しており、今回の件を受けて、「こういうことが起きるなら、我々は将来についてもしっかりと考える」と、シーズン後の移籍も辞さないと話している。
フランスを代表するメディアであるレキップ紙は、ヴェッラッティ側の主張にどう応じるのか。今後の進展が注目される。
パリSGは3月8日、チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでバルセロナに1-6と大敗。史上初となる4点差からの逆転劇を許し、大会から姿を消した。
落胆するサポーターの怒りを増幅させる記事がレキップ紙で報じられたのは、試合から2日後の3月10日だ。同紙はヴェッラッティとチームメイトのブレーズ・マテュイディが、スペインに向かう前夜の6日に夜遊びに興じたとし、帰宅が0時を過ぎていたと報じた。
だが、ヴェッラッティとパリSGはすぐに報道を否定。代理人を務めるドナト・ディ・カンプリもイタリア・メディアで「狂気」と怒りを露わにし、レキップ紙に対する損害賠償請求を示唆していた。
そして3月15日、ヴェッラッティの弁護士が声明を発表。レキップ紙の記事は「まったくのでっち上げ」だと断じ、ヴェッラッティもマテュイディもパーティーに参加していないと強調した。ヴェッラッティはその日、妻や息子と自宅にいたという。
さらに、弁護士は「記事によって、プロサッカー選手としても、いち家庭人としても、ヴェッラッティのイメージが損なわれた」と主張。報じる前に裏を取る義務を欠いており、ジャーナリストとしての報道倫理にも反していると非難するとともに、選手から法的措置を取るように指示されたことを明かした。
ディ・カンプリ代理人は以前からフランス・メディアのヴェッラッティに対する報道に不快感を表しており、今回の件を受けて、「こういうことが起きるなら、我々は将来についてもしっかりと考える」と、シーズン後の移籍も辞さないと話している。
フランスを代表するメディアであるレキップ紙は、ヴェッラッティ側の主張にどう応じるのか。今後の進展が注目される。