最長120分+PK戦を考えると、体力に不安を抱える不動コンビが先発した場合リスクも。
浦和が10月15日のルヴァンカップ決勝・G大阪戦に臨む際、ひとつの注目点となるのがボランチの組み合わせだ。順当にいけば「柏木陽介&阿部勇樹」の不動コンビになるはずだが、試合当日のコンディションによっては青木拓矢、または思い切って遠藤航を入れた別の組み合わせも考えられる。
ロシア・ワールドカップのアジア最終予選に臨んだ柏木陽介は11日のオーストラリア戦で、ベンチ入りしたものの不出場だった。オーストラリアとは時差がなく、体調さえ問題なければ、15日の決勝は先発するはずだ。
一方、阿部は10月1日の第2ステージ14節・G大阪戦で、遠藤保仁との接触により肋骨を骨折していたことが明らかになった。痛みはあるもののプレーには支障がないと言い、それでも9日のルヴァンカップ準決勝・FC東京戦の第2戦はベンチ入りしたものの出場しなかった。
本人は「最初は痛かったが、もう大丈夫」と語っている。ただし、今後もリーグ戦が続くだけに、ここで先発させるのか、それともベンチに置くのか、ペトロヴィッチ監督の判断が注目される。
そういった事態も考慮し、あるいはさらに先の将来を見据えるように、指揮官は9日のFC東京戦で、ボランチに青木と遠藤航という“新ユニット”をテスト。中島翔哉に1ゴールを決められた以外は、決定的をほとんど作らせず、中盤を抑え込むことに成功した。
興梠慎三は「ボランチのふたりは下がりすぎず、僕との距離感がとても良かった」と、ハットトリック達成の要因のひとつに青木&遠藤の“気遣い”を挙げていた。また、「俺から航に落として展開することが増えていければ、より良くなる」と今後のテーマも挙げていた。
久々にボランチで起用された遠藤もまさに、「前線3人との距離感が良かった」と、興梠と同じことを語っていた。
前からプレスを掛けて連動し合うなかで、「しっかり動ければ、自分の潰しの強さを出せる」という手応えを得られたと言う。
「チームではボランチとして、これまであまり良いイメージを残せずにいたので(苦笑)、運動量を落とさないところとシンプルにさばくところを出せて手応えを掴めた」
遠藤は勝利に貢献できたことで、安堵していた。ただ、ボランチでも勝負していきたいかと問われると、「基本的にはリベロ。オプションとして、監督が選択肢を増やせれば嬉しい。ポジションはどこでも貢献できればと思う」と語った。
ただし、決勝で阿部&柏木を先発させるとなると、ひとつ問題が浮かび上がる。
ロシア・ワールドカップのアジア最終予選に臨んだ柏木陽介は11日のオーストラリア戦で、ベンチ入りしたものの不出場だった。オーストラリアとは時差がなく、体調さえ問題なければ、15日の決勝は先発するはずだ。
一方、阿部は10月1日の第2ステージ14節・G大阪戦で、遠藤保仁との接触により肋骨を骨折していたことが明らかになった。痛みはあるもののプレーには支障がないと言い、それでも9日のルヴァンカップ準決勝・FC東京戦の第2戦はベンチ入りしたものの出場しなかった。
本人は「最初は痛かったが、もう大丈夫」と語っている。ただし、今後もリーグ戦が続くだけに、ここで先発させるのか、それともベンチに置くのか、ペトロヴィッチ監督の判断が注目される。
そういった事態も考慮し、あるいはさらに先の将来を見据えるように、指揮官は9日のFC東京戦で、ボランチに青木と遠藤航という“新ユニット”をテスト。中島翔哉に1ゴールを決められた以外は、決定的をほとんど作らせず、中盤を抑え込むことに成功した。
興梠慎三は「ボランチのふたりは下がりすぎず、僕との距離感がとても良かった」と、ハットトリック達成の要因のひとつに青木&遠藤の“気遣い”を挙げていた。また、「俺から航に落として展開することが増えていければ、より良くなる」と今後のテーマも挙げていた。
久々にボランチで起用された遠藤もまさに、「前線3人との距離感が良かった」と、興梠と同じことを語っていた。
前からプレスを掛けて連動し合うなかで、「しっかり動ければ、自分の潰しの強さを出せる」という手応えを得られたと言う。
「チームではボランチとして、これまであまり良いイメージを残せずにいたので(苦笑)、運動量を落とさないところとシンプルにさばくところを出せて手応えを掴めた」
遠藤は勝利に貢献できたことで、安堵していた。ただ、ボランチでも勝負していきたいかと問われると、「基本的にはリベロ。オプションとして、監督が選択肢を増やせれば嬉しい。ポジションはどこでも貢献できればと思う」と語った。
ただし、決勝で阿部&柏木を先発させるとなると、ひとつ問題が浮かび上がる。