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映画「U-31」公開記念! 主人公のライバル・戸澤と井出遥也(千葉)で“若手エース対談”。「サッカーと役者は、共通しているところも多いです」

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サッカーダイジェストWeb編集部

2016年08月24日

仮面ライダーとユースからの生え抜き。どちらも子どもたちのヒーロー

ジェフ千葉が製作に全面協力した映画『U-31』の公開(8月27日~)を記念してお送りする対談企画。第3弾は、映画の中では主人公のライバルで“ジェム千葉”の若手、戸澤を演じた中村優一さんと、アカデミー出身の期待の星、井出遥也選手に登場していただいた。初対面ということで外野は心配していたが、ふたりの対談はおおいに盛り上がった。


―― 初対面ですが、お互いの第一印象はいかがですか?
 
中村 パッと見て、戦っている人なんだなって感じました。
 
井出 えっ、本当ですか? 
 
中村 つねに勝負している方ならではのオーラを感じます。やっぱり日々の経験からあふれて出てくるものなのでしょうね。今日はまず、それを持ち帰ろうと思っています。
 
井出 自分も、パッと見たとき、やっぱカッコいいなあ。俳優さんは違うなあって。
 
中村 井出選手もカッコいいですよ!
 
―― 中村さんは、仮面ライダーをやっていたんですよ。
 
中村 『仮面ライダー電王』って、10年前だから世代的に微妙ですかね
 
井出 たぶん観ていました! あの、電車が来るやつですよね。
 
中村 そうです(笑)。その緑色のやつ(ゼロノス)です。
 
井出 すごい。ヒーローですね。
 
中村 去年、僕が仮面ライダーシリーズの映画に復帰した時、スタッフのある女の子が、「昔、電王を観ていて、ずっと好きで、自分も関わりたくて、この仕事をしています」と言ってくれたんです。ちょっと感動しましたね。
 
―― 映画でも、そういったシーンがありましたね。中村さんが演じる戸澤は、主人公の河野に、自分が背負うはずの10番を奪われてしまう若手選手。ただ、その河野は幼い頃の自分のヒーローで、ライバルだけど憧れもあるという、少し複雑な役でした。
 
中村 背番号を取られてしまったこと、憧れの選手がダメになって戻って来たこと、どちらも腹立たしくて、悔しくて。そういった感情をうまく表現できれば、と思っていました。河野役の馬場さんがちょうど31歳で、本当の先輩・後輩だったので役のイメージはしやすかったです。
―― 井出選手はジェフのアカデミー出身ですが、憧れの選手はいましたか?
 
井出 やはり、同じジュニアユース、ユースで出身として、(佐藤)勇人さんという存在は大きかったですし、いちばん尊敬できる先輩です。ずっと試合を観てきましたし、いま一緒にプレーできて光栄です。そして、いつか、勇人さんを超える選手になりたい。
 
中村 アカデミー時代に、トップチームの人たちと交流はあったんですか?
 
井出 練習時間も違うので、あまり話す機会がなかったです。自分は、高1からトップの練習にも参加させてもらいましたが、そうなるともう年齢はあまり関係なくなります。もちろん戸惑いもありましたが、アドバイスをもらうというより、練習している姿を見て、感じるようにしていました。
 
中村 いまのジェフの子たちにとっては、井出選手は憧れの人ですよね。
 
井出 昨年のオフには、ジュニアユースやユースの練習に自分から何度か顔を出しました。何か感じてくれればと思って。質問されれば、答えましたよ。
 
―― 生え抜きとして意識していることはありますか?
 
井出 ずっとここで育ってきたということもありますし、サポーターからの期待も感じます。年齢に関係なく、自分が引っ張っていかないと、と強く思っています。
 
中村 なるほど。この映画を関わる前にお話を聞きたかったです(笑)。ところで、いつごろからサッカーを始めたのですか?
 
井出 幼稚園からです。
 
中村 最初は、単純に「好き」、「楽しい」から入って、続けていくうちに、だんだん背負うものが大きくなっていったと思うのですが、「仕事」になるタイミングや、気持ちの変化みたいなものはあったのですか?
 
井出 正直、まだ「仕事しよう」という感じで、サッカーをしていません。ただ、チームスポーツだけど、個人で輝かないといけないので、自分を、商品としてどう表現していくか、はつねに考えます。その延長に食事の摂り方など、プロとしての生活があるんだと思います。
 
―― プロを意識したのは?
 
井出 やはり、強く思ったのは、ユースの時、トップの練習に参加した時ですかね。ただ、最初は不安ばかりでした。高校生年代からいきなりプロになると、どの選手も感じると思いますが、大きな壁があります。フィジカルも、プレースピードもやはり全然違う。一回ぶつかって、それを乗り越えるのは、心身ともにきつかったですね。
 
中村 いまは練習をしんどいなあ、とか思わないのですか?
 
井出 ありますよ。今日とか(笑)。暑いし、きついなあって。でも、最後は自分のためなんで。
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