移籍金はクラブ史上3番目の51億円とも。
ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールが6月28日、補強ポイントの前線にアタッカーの即戦力を獲得した。
新たに迎えたのは、セネガル代表のサディオ・マネ。所属するサウサンプトンに支払った移籍金は、3000万ポンド(約51億円)前後と伝えられており、事実であればクラブ史上3番目の高額となる。
過大評価との声が一部にある。たしかに、初挑戦のメガクラブでどこまで活躍できるかは未知数だ。ただ、24歳と若いにうえに、昨シーズンは11得点・6アシストを記録するなどプレミアでの実績も十分。なにより、クロップ監督が標榜するトランジション・サッカーとは相性が良いだろう。
CF、ウイング、トップ下と前線のあらゆるポジションに対応するマネは、ワイドエリアからの鋭い飛び出しに持ち味があり、ポジティブ・トランジション(守→攻への切り替え)の意識が非常に高く、ショートカウンターで本領を発揮するアタッカーだ。最前線からの守備も精力的にこなすだけに、いわゆるゲーゲンプレスの質を高める存在としても期待が持てる。
雑になりがちだった課題のフィニッシュワークは、昨シーズンのプレーを見る限り改善傾向にあるだろう。また大舞台に強く、36節のマンチェスター・シティ戦でハットトリックを成し遂げたのは記憶に新しい。
3000万ポンドが高かったかどうかの判断は、トランジション・サッカーの切り札となりうるマネの1年目を見てからでも、遅くはないはずだ。
新たに迎えたのは、セネガル代表のサディオ・マネ。所属するサウサンプトンに支払った移籍金は、3000万ポンド(約51億円)前後と伝えられており、事実であればクラブ史上3番目の高額となる。
過大評価との声が一部にある。たしかに、初挑戦のメガクラブでどこまで活躍できるかは未知数だ。ただ、24歳と若いにうえに、昨シーズンは11得点・6アシストを記録するなどプレミアでの実績も十分。なにより、クロップ監督が標榜するトランジション・サッカーとは相性が良いだろう。
CF、ウイング、トップ下と前線のあらゆるポジションに対応するマネは、ワイドエリアからの鋭い飛び出しに持ち味があり、ポジティブ・トランジション(守→攻への切り替え)の意識が非常に高く、ショートカウンターで本領を発揮するアタッカーだ。最前線からの守備も精力的にこなすだけに、いわゆるゲーゲンプレスの質を高める存在としても期待が持てる。
雑になりがちだった課題のフィニッシュワークは、昨シーズンのプレーを見る限り改善傾向にあるだろう。また大舞台に強く、36節のマンチェスター・シティ戦でハットトリックを成し遂げたのは記憶に新しい。
3000万ポンドが高かったかどうかの判断は、トランジション・サッカーの切り札となりうるマネの1年目を見てからでも、遅くはないはずだ。