【神戸/新体制】悲願の初タイトル獲得へ。今季もスローガンは「一致団結」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年01月28日

ネルシーニョ監督は「契約に関しては、ひとつ残っている」と追加補強を示唆。

27日の会見には、藤田(前列左から2番目)やキム・スンギュ(後列左から3番目)ら9選手が参加した。

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 1月27日、神戸市内で「ヴィッセル神戸2016シーズン新加入発表記者会見」が行なわれた。

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 出席者は、ボランチの藤田直之をはじめ、韓国代表GKキム・スンギュ、左サイドバックの田中雄大、ボランチとCBをこなす村松大輔など即戦力として期待される選手たちに加え、大卒および神戸U18からの昇格組が5名。村野晋強化本部長が「2020年にはチームの50パーセントをアカデミー出身者で構成したい」と話したように、フレッシュな顔ぶれが目立つ会見となった。

 最初の挨拶では、昨シーズンの主将チョン・ウヨン、司令塔の森岡亮太の海外移籍にも触れられ、ネルシーニョ監督からは「(補強の)契約に関してはひとつ残っている」というコメントも。「まだ少し時間はかかる」と話しながらも、新たな選手の獲得を臭わせていた。
 
 質疑応答では、自身初の移籍となった藤田が「ロングスローを期待されていると思うけれど、それ以外にも自分はフォア・ザ・チームの精神を大事にやってきた。神戸でも変わらず献身的にやっていきたい」と話した。
 
 それを受け、同じくプロとして初の移籍となるキム・スンギュは「僕もボールを投げてハーフウェイラインを越えられる」と笑みを浮かべた。
 
 ふたりの実績を考えても神戸にとっては良い補強で、同時に最強の“飛び道具”を手にしたと言えるだろう。
 
 昨シーズンは年間12位という不本意な結果に終わったものの、ナビスコカップでクラブ初のベスト4、天皇杯では12大会ぶりのベスト8に進出した神戸。ボールを失ってから奪い返す早さでは昨季リーグナンバー1の数字を記録し、今季はその特長を維持したままポゼッション率を高め、主導権を握るサッカーを目指す。今季もスローガンは「一致団結」。その先に見据えるのはもちろん悲願の初タイトルだ。
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