踏ん張りが利かなかった甲府。3失点を喫した守備陣は低めの採点に。
【試合内容】
立ち上がりからポゼッションで優位に立った川崎は12分、右サイドを突破した小林のラストパスを大久保が合わせて先制する。しかし対する甲府もその6分後、阿部拓の得たPKをバレーが決めて振り出しに。その後は堅守速攻を上手く活かしながら互角に渡り合った。
後半は「最終ラインが下がり過ぎないように」(風間監督)4-4-2へ変更した川崎が主導権を取り戻すと66分、中村の絶妙のタイミングでのFKから、最後は田坂が押し込み勝ち越しに成功。その後は攻める甲府、カウンターを狙う川崎の構図となるなか、途中出場の杉本が3点目を加え、川崎がリーグ戦の連敗を3で止めた。
【チーム採点】
甲府 5
思惑どおり、互いにシュートの少ないロースコアの展開に持ち込むが、FKからの失点で後手に回る。交代策も機能しなかった。
川崎 6.5
ミスからピンチを招く場面こそあったものの、小林、田坂の復帰により、相手守備陣を丁寧に攻略していく本来の姿を取り戻した。
【甲府 | 採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 5.5
56分のミドルへの反応、最後まで勝機をつないだ71分のセーブは見事。決勝点の場面を責めるのは酷だろう。
DF
41 土屋征夫 5.5
旧知の仲の大久保とのマッチアップは見応え充分。せっかくの攻撃参加を、チームとしてもっと有効に使いたい。
4 山本英臣 5
川崎攻撃陣とギリギリのせめぎ合い。相手を何度も潰しながら、紙一重の攻防が裏目に出て、失点につながる場面も。
17 津田琢磨 5
1失点目の場面では、股を抜かれてのラストパスを許す。それ以外では、熟達の守りをみせていただけに痛恨だった。
MF
16 松橋 優 5.5
リーグ戦8試合ぶりの先発。重心を守備に置き、対面した中野に自由を与えなかった。
6 マルキーニョス・パラナ 6
黒衣役にとどまらず、積極的に攻撃参加。長い距離を走ってのカウンターで、絶好機を二度作る。
18 下田北斗 5.5
「らしい」パスが何本もあった。ただ、83分のような決定機をモノにできれば、選手としてワンステップできるはずだ。
27 阿部翔平 5
小林との1対1に敗れ、先制点を与える要因に。左足のクロスの精度は、高いレベルを維持したが…。
FW
23 稲垣 祥 6
試合前の指示通り、相手DFを背負って前線でうまく起点に。やることを整理して効果的なプレーを見せた。
9 阿部拓馬 6
PKを奪取したシーンをはじめ、強引な突破力と、DFをはね返すような力強さを随所に発揮する。
10 バレー 5.5
阿部拓とのコンビネーションで1得点に絡んだが、かつて日本でプレーしていた時と較べると迫力不足は否めない。
交代出場
FW
11 マラニョン 5
今夏の加入後初出場。どのように特長を活かしていくのか、まだチームの理解が進んでいない。
FW
19 盛田剛平 -
83分から出場。前線のターゲット役として、バレーと2トップを組むが、周囲が使い切れず…。
MF
7 石原克哉 -
5月以来のリーグ戦。セカンドボールの回収を期待されるが、該当する場面はさほどなかった。
監督
佐久間悟 5
伊東の負傷欠場が響き、カウンター時の迫力を欠く。バレーとマラニョンの併用については、今後の課題となりそう。
立ち上がりからポゼッションで優位に立った川崎は12分、右サイドを突破した小林のラストパスを大久保が合わせて先制する。しかし対する甲府もその6分後、阿部拓の得たPKをバレーが決めて振り出しに。その後は堅守速攻を上手く活かしながら互角に渡り合った。
後半は「最終ラインが下がり過ぎないように」(風間監督)4-4-2へ変更した川崎が主導権を取り戻すと66分、中村の絶妙のタイミングでのFKから、最後は田坂が押し込み勝ち越しに成功。その後は攻める甲府、カウンターを狙う川崎の構図となるなか、途中出場の杉本が3点目を加え、川崎がリーグ戦の連敗を3で止めた。
【チーム採点】
甲府 5
思惑どおり、互いにシュートの少ないロースコアの展開に持ち込むが、FKからの失点で後手に回る。交代策も機能しなかった。
川崎 6.5
ミスからピンチを招く場面こそあったものの、小林、田坂の復帰により、相手守備陣を丁寧に攻略していく本来の姿を取り戻した。
【甲府 | 採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 5.5
56分のミドルへの反応、最後まで勝機をつないだ71分のセーブは見事。決勝点の場面を責めるのは酷だろう。
DF
41 土屋征夫 5.5
旧知の仲の大久保とのマッチアップは見応え充分。せっかくの攻撃参加を、チームとしてもっと有効に使いたい。
4 山本英臣 5
川崎攻撃陣とギリギリのせめぎ合い。相手を何度も潰しながら、紙一重の攻防が裏目に出て、失点につながる場面も。
17 津田琢磨 5
1失点目の場面では、股を抜かれてのラストパスを許す。それ以外では、熟達の守りをみせていただけに痛恨だった。
MF
16 松橋 優 5.5
リーグ戦8試合ぶりの先発。重心を守備に置き、対面した中野に自由を与えなかった。
6 マルキーニョス・パラナ 6
黒衣役にとどまらず、積極的に攻撃参加。長い距離を走ってのカウンターで、絶好機を二度作る。
18 下田北斗 5.5
「らしい」パスが何本もあった。ただ、83分のような決定機をモノにできれば、選手としてワンステップできるはずだ。
27 阿部翔平 5
小林との1対1に敗れ、先制点を与える要因に。左足のクロスの精度は、高いレベルを維持したが…。
FW
23 稲垣 祥 6
試合前の指示通り、相手DFを背負って前線でうまく起点に。やることを整理して効果的なプレーを見せた。
9 阿部拓馬 6
PKを奪取したシーンをはじめ、強引な突破力と、DFをはね返すような力強さを随所に発揮する。
10 バレー 5.5
阿部拓とのコンビネーションで1得点に絡んだが、かつて日本でプレーしていた時と較べると迫力不足は否めない。
交代出場
FW
11 マラニョン 5
今夏の加入後初出場。どのように特長を活かしていくのか、まだチームの理解が進んでいない。
FW
19 盛田剛平 -
83分から出場。前線のターゲット役として、バレーと2トップを組むが、周囲が使い切れず…。
MF
7 石原克哉 -
5月以来のリーグ戦。セカンドボールの回収を期待されるが、該当する場面はさほどなかった。
監督
佐久間悟 5
伊東の負傷欠場が響き、カウンター時の迫力を欠く。バレーとマラニョンの併用については、今後の課題となりそう。