昨季のCL王者リバプールと比較すると…
セリエAの王者ユベントスは、「老貴婦人」の愛称で親しまれている。現在のチームの平均年齢は、そんなニックネームを表わしているかのようだ。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は3月27日、ユベントスの現スカッドの平均年齢が、チャンピオンズ・リーグ(CL)優勝を目指す欧州の強豪のなかでもっとも高い数字と指摘した。
このイタリアの絶対王者に“大ベテラン”が少なくないのは、周知のとおりだ。42歳のジャンルイジ・ブッフォンをはじめ、キャプテンのジョルジョ・キエッリーニは35歳、クリスチアーノ・ロナウドも2月で35歳になった。サミ・ケディラ、ブレーズ・マテュイディ、レオナルド・ボヌッチ、ゴンサロ・イグアインは32歳だ。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は3月27日、ユベントスの現スカッドの平均年齢が、チャンピオンズ・リーグ(CL)優勝を目指す欧州の強豪のなかでもっとも高い数字と指摘した。
このイタリアの絶対王者に“大ベテラン”が少なくないのは、周知のとおりだ。42歳のジャンルイジ・ブッフォンをはじめ、キャプテンのジョルジョ・キエッリーニは35歳、クリスチアーノ・ロナウドも2月で35歳になった。サミ・ケディラ、ブレーズ・マテュイディ、レオナルド・ボヌッチ、ゴンサロ・イグアインは32歳だ。
記事は、2020年中に30歳の大台を超える選手が23名中12名もいるとし、今シーズン起用された選手の平均年齢が28.8歳と伝えている。レアル・マドリー(27.5歳)、バルセロナ(27.4歳)、パリ・サンジェルマン(27.1歳)、マンチェスター・シティ(27歳)、リバプール(26.7歳)、バイエルン(26.6歳)、アトレティコ・マドリー(25.9歳)と、他の強豪と開きがある。
さらに、『Gazzetta dello Sport』紙は、近年のCLを制したチームの平均年齢にも注目。2014-15シーズンのバルセロナ(27.6歳)が最高齢で、現在のユベントスを下回ると指摘した。昨季のリバプールは26.0歳だ。
最後にCL優勝チームが平均年齢28歳以上だったのは、2010年。イタリア勢初の3冠を達成したインテルだ。平均年齢は29.0歳とかなりのベテランチームだった。イタリアのクラブはこのインテルを最後に欧州の舞台で戴冠から遠ざかっている。その意味では、平均年齢の高さは、一概にネガティブな事実とは言えないかもしれないが……。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
さらに、『Gazzetta dello Sport』紙は、近年のCLを制したチームの平均年齢にも注目。2014-15シーズンのバルセロナ(27.6歳)が最高齢で、現在のユベントスを下回ると指摘した。昨季のリバプールは26.0歳だ。
最後にCL優勝チームが平均年齢28歳以上だったのは、2010年。イタリア勢初の3冠を達成したインテルだ。平均年齢は29.0歳とかなりのベテランチームだった。イタリアのクラブはこのインテルを最後に欧州の舞台で戴冠から遠ざかっている。その意味では、平均年齢の高さは、一概にネガティブな事実とは言えないかもしれないが……。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部