アジア・サッカー連盟（AFC）は７月17日、北中米ワールドカップ・アジア予選プレーオフの組分け抽選会を実施した。

　このプレーオフは、アジア最終予選の各組３、４位になったUAE、カタール、イラク、オマーン、サウジアラビア、インドネシアの６チームが参加。２グループに分かれて総当たり戦を実施し、各組１位が本大会出場権を獲得できる。

　ドローの結果、以下のような組み合わせとスケジュールに決定した。

●グループA　カタール（開催国）、UAE、オマーン
　
10月８日　オマーン対カタール
10月11日　UAE対オマーン
10月14日　カタール対UAE

●グループB　サウジアラビア（開催国）、イラク、インドネシア

10月８日　インドネシア対サウジアラビア
10月11日　イラク対インドネシア
10月14日　サウジアラビア対イラク
 

　物議を醸しているのがその日程だ。開催国のカタールとサウジアラビアだけ中５日で、他の２か国は中２日での戦いを余儀なくされるからだ。

　３チームのリーグ戦のため、やむを得ないとはいえ、そもそも開催国を決定する時点で、他の４か国から「フェアではない」と不満が出ていただけに、一部のファンは憤慨。インターネット上では次のような声が次々に上がる事態となった。

「なぜ開催国のカタールとサウジアラビアだけ中５日なんだ」
「とんでもなく不公平だ」
「AFCは腐っている」
「これがカネの力だ」
「恐ろしい日程だ」
「出来レースのようだ」
「カタールとサウジアラビアが助けを借りてワールドカップ出場」
「AFCは何としてでもカタールとサウジアラビアを出場させたいのか」

　実力的にも力があるうえ、ホームで、圧倒的有利な日程で戦えるカタールとサウジアラビア。だが、簡単に本大会行きの切符を手にできるほど、プレーオフは甘くないはずだ。
    
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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