• トップ
  • ニュース一覧
  • 「マジで決めていれば…」超ロングシュートは外すも、ボーフム三好康児がブンデスデビュー戦後に語った手応え「要求していけば、もっとボールは出てくる」【現地発コラム】

「マジで決めていれば…」超ロングシュートは外すも、ボーフム三好康児がブンデスデビュー戦後に語った手応え「要求していけば、もっとボールは出てくる」【現地発コラム】

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2024年09月19日

「あれだけ惜しくなったほうが僕はびっくりでした」

移籍市場最終日にボーフムに加入した三好。(C)Getty Images

画像を見る

 昨季は16位でブンデスリーガを終え、2部3位のデュッセルドルフとの入れ替え戦を何とか制して1部残留を果たしたボーフム。主力だった日本代表FW浅野拓磨、オーストリア代表MFケビン・シュテーガーら主力がごっそり移籍したことで、今季は厳しいシーズンになると予想する識者がほとんどだ。

 そんななか移籍市場が閉まる直前に獲得された三好康児に注目が集まっている。今季から指揮を取るペーター・ツァイドラーは前線からの継続性のある連続プレスとボール奪取後の素早い攻撃を志向。攻守における連動性は悪くない。

 とはいえ、昨季までロングボールばかりになりがちだった攻撃にテコ入れするのは簡単なことではなく、それだけにデビュー戦となったフライブルク戦で三好が見せたパフォーマンスには今後への期待を抱かせるものがある。

 この試合では特に、前半アディショナルタイムに三好の放った意外性あふれるシュートが話題になった。相手のミスパスからのボールを受けた三好が、センターライン付近から鋭いカーブをかけてグラウンダー性のロングシュート。必死に背走するフライブルクGKノア・アトゥブルの脇を一度は外れていくかと思われたが、そこから急激にゴールへとボールが向かっていく。
【動画】三好康児の惜しかった超ロングシュート!
 最後のところでこのシュートをかき出したアトゥブルの対応も見事だったが、一瞬のひらめきでこれまで見たこともないようなシュートを選択した判断にも称賛の声が集まっている。

 記者席で僕の後ろに座っていたボーフムの番記者が「素晴らしいプレー!」と言って拍手をしていたのがとても印象的だ。

「あれはマジで決めていれば。あれが決まっていればだいぶ試合展開が変わっていたと思うし、でも狙い通り行けたところもあった。もう少し浮かすイメージはあったんですけど、距離も距離だったので。コース的にはイメージ通りでした。ただ、少し弱かったからあれだけ惜しくなったほうが僕はびっくりでした。もう少し手前で止められるかなと思っていたので」(三好)

 試合後インタビューに応じる三好の表情はとても精悍で、その明確な言葉からは自分のやるべきプレーや取り組みへの確かな自信が感じられた。
 
【関連記事】
「ミヨシを気に入った」「最高の選手」ボーフムデビューの三好康児、好パフォーマンスを現地ファンが称賛!「クリエイティブだ」
「大出世だな」「代表呼ばれろ」D・ザグレブの日本人DFが超名門バイエルンからCL初ゴールでネット騒然!「海外移籍から1年経たずにこんな日が来るとは」
「ソシエダでのクボの時間は終わる可能性がある」久保建英が“大不振”のラ・レアルを退団も? 現地メディアが報道「最悪のスタート。離れる時が来た」
「エンドウは1分しかプレーしない」またAT投入の遠藤航にさらなる苦境。リバプールが冬に守備的MFを補強と現地報道「獲得が急務となっている」
「守備的MFでは最悪」「永久にないのを願う」鎌田大地、“望んでいた”ボランチ起用に批判殺到と現地報道「セントラルMFではプレーできない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月19日号
    6月5日発売
    クラブワールドカップ2025
    出場32チーム選手名鑑
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ