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日本代表の元10番を彷彿とさせる宮澤ひなたのプレー。女子W杯の5ゴールで最も印象的だったのは?

カテゴリ:女子サッカー

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2023年08月23日

スペイン戦でのトラップは最高

女子ワールドカップで大会得点王に輝いた宮澤。写真:GettyImages

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 2023年の女子ワールドカップで大会得点王に輝いた宮澤ひなたの5ゴールを振り返ると、ザンビア戦の先制点が右足でチームの3点目は左足、スペイン戦の先制弾は左足で追加点は右足、そしてノルウェー戦のダメ押し弾は左足で決めている。利き足の右足に依存しない、多彩なフィニッシュワークが得点王という結果に結びついたとの見方もできるだろう。

 その5ゴールの中で最も印象的なのは、宮澤本人曰く「スペイン戦の3点目」。植木理子のスルーパスに反応し、見事なトラップから右足を振り抜いたあの一撃だ。抜け出すタイミングといい、トラップの精度といい、ゴールまでの一連の動きは、まさにパーフェクトだった。

 なかでも、あのトラップの質は最高。走りながら、ここぞというコースにボールを流してシュートに持ち込んだテクニックは何回見ても惚れ惚れする。
 
 スピードが乗った状態でのトラップが上手いと言えば、日本代表の元10番・香川真司である。初めてドルトムントに在籍した当時の彼は、全力疾走していてもボールが来ればピタッと止め、スムーズに次のプレーに展開していた。それらが宮澤のプレーを彷彿とさせるというのは、大袈裟だろうか。

 いずれにしても、宮澤は足もとに入ってくるボールの処理が巧み。だからこそ、ああやってスムーズにゴールを決めることができるのだろう。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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