キャリア最高の時を迎えている教え子2人への低評価に…
現地11月29日、『France Football』誌が選出するバロンドールの授賞式がパリで開催され、パリ・サンジェルマンに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが史上最多7度目の受賞を果たした。
この結果に異を唱えたのが、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督だ。英紙『Mirror』によれば、今シーズンに公式戦18試合で17ゴールと爆発している教え子のモハメド・サラーが投票で7位に終わったことについて、「順位に驚いた」と発言している。
「バロンドールに投票するのはジャーナリストだ。彼がもっと上にいるべきだと思うなら、(会見場にいる)君たちが同僚を説得してくれ」
【動画】バロンドール授賞式で家族とともにレッドカーペットを歩くメッシ
この結果に異を唱えたのが、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督だ。英紙『Mirror』によれば、今シーズンに公式戦18試合で17ゴールと爆発している教え子のモハメド・サラーが投票で7位に終わったことについて、「順位に驚いた」と発言している。
「バロンドールに投票するのはジャーナリストだ。彼がもっと上にいるべきだと思うなら、(会見場にいる)君たちが同僚を説得してくれ」
【動画】バロンドール授賞式で家族とともにレッドカーペットを歩くメッシ
さらに、ドルトムントの監督時代に指導したロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)が2位に終わり、メッシが戴冠を果たしたことには、「メッシのキャリアでは、いつでもバロンドールを与えることができるが…」と前置きしたうえで、こうコメントしている。
「今回、レバンドフスキに与えなければ、彼は決してバロンドールを手に入れることはできない。そして、サラーは間違いなくもっと上の順位にいるべきだ」
「両選手は現時点で最高の状態にあり、勝ち取るチャンスは増えるだろう」と今後の受賞に太鼓判を押したドイツ人指揮官。いずれにしても、今回の投票結果には納得がいかない様子だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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