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【特別インタビュー】誰よりも「シュートを止められるGK」になるために。シュミット・ダニエルがベルギー移籍を決めたきっかけは“焦り”だった

カテゴリ:海外日本人

熊介子(サッカーダイジェストWeb編集部)

2019年07月18日

「チャンピオンズ・リーグに出たい」

シュミットの言葉からは、新たな挑戦に心を躍らせている様子も伝わってきた。 (C) PUMA

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――ベルギーを足掛かりに、ヨーロッパの他リーグへのステップアップは狙っている?

「はい、狙っています。給料が高いリーグがいいです(笑)。プレミアのリバプールでプレーしているアリソンは、僕の1つ年下なんですよ。それを改めて考えた時、自分の中に焦りが生まれたというか。シンプルに時間が無いなと思いました」

――カタールW杯後の目標は考えていますか?

「次の次(2026年の北米大会)も狙っています。年齢的には望みはある。要望があれば、東京五輪も出たいです」

――代表で一緒になった川島永嗣選手から、海外での生活について聞きましたか?

「そうですね。ただ、永嗣さんの著書『耐心力』を読んだときは、海外には行きたくないかも、と不安になりました(笑)。とても過酷な経験を語られていたので、そのプレッシャーに僕が耐えられるのかどうか――。読みながらずっと考えていました。ただ、今は、楽しみな気持ちのほうが大きいです」

――ズバリ、日本代表でのライバルは誰?

「日本人GKのみんながライバル。一緒に練習していて刺激をもらえる仲間でもあります」

――最終的なキャリアの目標、夢は?

「チャンピオンズ・リーグ(CL)に出ること。ただ単に出場するだけではなくて、日本の地上波で中継されるまで勝ち進んで、インタビューされるところまでが目標です」

――最後に、ベルギーでも使用される予定だという新しいギアについて教えてください。

「7月6日の第18節浦和戦から使い始めたのですが、『ANTHEM PACK』という新モデルのグローブです。これまでもFutureシリーズになってからすごくフィット感があって、キャッチングの感覚が良くなったんですが、さらにグリップ力が向上していて、今までで一番いいです。スパイク、グローブともにデザインやカラーがカッコいいので、身に着けるとテンションが上がります」

――新天地での活躍を楽しみにしています。

「はい、もうやるだけです。楽しみですね」

───▲───▲───

 日本のGKとして、独自のスタイルを確立しようとしているシュミット。STVVには同じ日本代表の遠藤航が、同リーグのヘンクには伊東純也、セルクル・ブルージュには植田直通ら、多数の日本人選手が在籍している。新天地でシュミットは果たして、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。

 同リーグは現地時間7月26日に開幕し、STVVは27日にホームでムスクロンとの開幕戦を迎える。

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取材・文●熊 介子(サッカーダイジェストWeb編集部)

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