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ロシアW杯の見どころを紹介!|放送日程・グループリーグ組み合わせ&展望・注目選手・選手名鑑

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月07日

グループリーグの組み合わせは? グループ展望|E~H組

(C)Getty Images

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【グループE】
本命 ブラジル
対抗 スイス
対抗 セルビア
穴  コスタリカ

 
 前回大会で16強以上に進出したブラジル(4位)、コスタリカ(ベスト8)、スイス(ベスト16)に、タレント集団のセルビアが同居する激戦区だ。
 
 それでも優勝候補の筆頭に挙がるブラジルの優位は変わらない。予選途中に指揮を引き継いだチッチの下で蘇ったセレソンは、攻守両面でクオリティを発揮する完成度の高いチームに変貌を遂げた。ドイツに1-7の惨敗を喫した4年前の雪辱を果たすべく、選手たちのモチベーションも高いはずだ。独特の緊張が伴うスイスとの初戦を白星で乗り切れば、1位通過は堅いだろう。
 
 熾烈を極めるのは2位争い。CBのアカンジら若手の台頭が頼もしい一方で攻撃のクオリティ不足という抱えるスイス、マティッチ、コラロフ、ミリンコビッチ=サビッチなど一千九を取り揃えながら予選後の監督交代で組織固めが遅れているセルビア、躍進を遂げた4年前の主力が健在も老朽化が進んでいるコスタリカと、どこも一長一短で決め手に欠ける。
 
【グループF】
本命 ドイツ
対抗 メキシコ
穴  スウェーデン
大穴 韓国

 
 本命はもちろん、連覇を狙うドイツだ。タレント力だけでなく、完成度も他の3か国を凌駕する。フンメルス、クロース、エジル、ミュラーといった4年前の優勝メンバーが健在なうえ、ヴェルナー、キミッヒ、ブラントなどの若手も台頭し、各セクションとも陣容は質・量とも十分に整っている。予選後のテストマッチでは結果が出ていないとはいえ、相手はいずれも強豪国で、0-1で敗れたブラジル戦は控え組中心のBチームだった。心配はいらないだろう。
 
 注目は2位争いで、とりわけメキシコとスウェーデンの実力は拮抗している。6大会連続でベスト16に進んでいる前者は、主砲エルナンデスやグアルダードなど百戦錬磨のベテランを擁し、経験値で上回る。一方。プレーオフでイタリアを破った後者は攻守両面でよく組織され、フォシュベリを中心としたカウンターも鋭い。3戦目の直接対決を前に、戦力で劣る韓国から勝点を取りこぼさないことが重要だ。
 
 その韓国は日程的にもっとも恵まれている。3戦目で当たるドイツが勝ち抜けを決めている可能性があるからだ。大黒柱のソン・フンミンが爆発すれば、2位通過は十分にあり得る。
 
【グループG】
本命 ベルギー
対抗 イングランド
穴  チュニジア
大穴 パナマ

 
 B組と同様、2強2弱のコントラストが、くっきりと描かれたグループだ。
 
 4-4-2をベースとした堅守速攻のスタイルが確立されている初出場のパナマは、鋭く相手ゴールに迫るカウンターが侮れない。3大会ぶりに参戦するチュニジアが、闘争心、献身性、組織力をキーワードとするしぶといチームだ。それでも、タレントの質と量で圧倒するベルギーとイングランドの牙城を崩すのは、困難だろう。
 
 この2強が3戦目で対戦するスケジュールも、両雄にとっては追い風となるだろう。想定できるのは、連勝を飾ったベルギーとングランドが、2戦目を終えた時点で突破を決めている展開だ。つまり、カリーニングラードでの3戦目は、互いに1位通過を懸けた一戦になる可能性が高い。
 
 ただ、ベルギーとイングランドも盤石というわけではない。3月のサウジアラビア戦で何度も決定機を作られた前者は守備に課題を抱えており、イングランドは守護神をはじめスタメンが定まらず組織整備が遅れている。引いた相手を崩し切れず、ワンチャンスに沈む。そんな展開で足をすくわれる危うさも秘めている。「2弱」は波乱を起こせるか。
 
【グループH】
本命 コロンビア
対抗 ポーランド
対抗 セネガル
大穴 日本

 
 優勝候補に挙がるような列強国は見当たらず、日本を除けばどこが首位通過しても驚きは少ないだろう。
 
 なかでも総合力がもっとも高いのが、コロンビアだ。6年に渡って指揮を執るペケルマン監督は、攻守のバランスを保ちつつ、ハメス、クアドラード、ファルカオなど高いクオリティを引き出す好チームを作り上げてきた。3月の親善試合では敵地でフランスを破るなど仕上がりも良好だ。
 
 その対抗馬と言えるポーランドとセネガルは、それぞれレバンドフスキ&グリク、マネ&クリバリと攻守に絶対的なリーダーを擁している。いずれも4バックが基本形ながら、予選後の親善試合で3バックを試すなど、本大会に向けて戦術オプションが増えているのも強みだ。
 
 4月に入ってハリルホジッチから西野への監督交代を決断した日本は、やはり不安ばかりが先に立つ。新体制でのテスト機会は限られるうえで、新指揮官はポゼッション重視の攻撃サッカーを捧げるが、例えば前掛かりになった状態でハメス、レバンドフスキ、マネなどを止められるのか。「自分たちのサッカー」にこだわれば、3戦全敗でロシアを去るという事態もあり得る。
 
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