サウジ戦は緊迫した状況でいろんなトライができるチャンス。
オーストラリア戦が素晴らしい結果となったことは間違いないが、最終予選の話はこのへんで終わりにしよう。予選突破はあくまで通過点にすぎない。日本代表の目標は来年のワールドカップで結果を残すことだから。
次のサウジアラビア戦でも、積極的に戦い、さらにチームを活性化させてほしい。ワールドカップ出場に向けて後のないサウジアラビアは死に物狂いで戦ってくる、日本は本番さながらの緊迫した状況で、いろんなトライができるチャンスでもある。
こうした状況から選手は育つもの。ポスト長谷部、ポスト本田……。つねに世代交代をテーマに若手の登用を積極的に進めなければいけないのは、なにも日本だけに限った課題ではない。あの王者・ドイツを見ても、先のコンフェデレーションズカップを、若手育成の場として活用し、結果も残した。チーム内の競争力を高めることが、代表強化につながるんだ。これからどんどん若手がポジションを奪っていく姿を見せてくれるのを楽しみにしている。
◆プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からオランダ2部VVVフェンロのコーチとして指導にあたり、16-17シーズンのリーグ優勝と1部復帰に導いた。新シーズンよりイングランドのリーズ・ユナイテッドでスタッフ入り。また、今年7月より藤田俊哉×H.I.S.ブログ『藤田俊哉サロン』がスタート( http://www.sports-his.com/fujitai_column/index.html )
次のサウジアラビア戦でも、積極的に戦い、さらにチームを活性化させてほしい。ワールドカップ出場に向けて後のないサウジアラビアは死に物狂いで戦ってくる、日本は本番さながらの緊迫した状況で、いろんなトライができるチャンスでもある。
こうした状況から選手は育つもの。ポスト長谷部、ポスト本田……。つねに世代交代をテーマに若手の登用を積極的に進めなければいけないのは、なにも日本だけに限った課題ではない。あの王者・ドイツを見ても、先のコンフェデレーションズカップを、若手育成の場として活用し、結果も残した。チーム内の競争力を高めることが、代表強化につながるんだ。これからどんどん若手がポジションを奪っていく姿を見せてくれるのを楽しみにしている。
◆プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からオランダ2部VVVフェンロのコーチとして指導にあたり、16-17シーズンのリーグ優勝と1部復帰に導いた。新シーズンよりイングランドのリーズ・ユナイテッドでスタッフ入り。また、今年7月より藤田俊哉×H.I.S.ブログ『藤田俊哉サロン』がスタート( http://www.sports-his.com/fujitai_column/index.html )