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【浦和優勝の舞台裏】叩きのめされた元日のロッカー。指揮官が漏らした“弱音”に選手は奮い立った

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年10月17日

最悪の元日を経て、2冠、3冠をも狙える希望に満ちたシーズン終盤に突入しようとしている。

ルヴァンカップ決勝で指示を送る指揮官。ミシャスタイルが、さらなる高みへ踏み出そうとしている。今季の2冠、3冠達成はあるのか?写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 宇賀神は展望する。
 
「きっとレッズはひとつタイトルを獲ることで、ひとつ上の高みにいけるチームだと思う。だからまずひとつ獲って、黄金時代を作りたい」
 
 最悪の元日を経て、浦和は2冠、3冠をも狙えるという希望に満ちたシーズン終盤に突入しようとしている。
 
 指揮官にとっては、来日11年目にして獲得した初の主要タイトルである。ただペトロヴィッチ監督は、「長い間、このタイトルを待ちわびていたサポーターの皆さんが、このタイトルを喜んでくれている。なにより、そのことが私にとって一番の喜びです」と語った。
 
 優勝が決定したあと、ペトロヴィッチ監督は選手一人ひとりと抱擁を交わして祝福し合った。選手たちに促されて、祝勝セレモニーでは中央に立って優勝カップも掲げた。
 
 細い目が、さらに細くなる。笑顔が弾けた。
 
 基本的には、人を楽しませることが、大好きな指揮官だ。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 

【警告】G大阪=遠藤、藤春、長沢、東口 浦和=高木
【退場】なし
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