落選する選手には、この世界では不足の事態が次々に起こるという良い教訓になったかもしれない
こうした例をひとつ採っても、6月シリーズは最終選考の場としては、あまりに平等性を欠いた。ガーナ戦は結果が約束された試合だったが、逆にフル代表戦は結果を見込める要素が何もなかった。さらに言えば、次のジャマイカ戦も強度の見込める試合にはなりそうもない。
それでもこれで落選していく選手たちには、この世界では不測の事態が次々に起こるという良い教訓にはなったかもしれない。突然のフル代表戦の後、翌日現地は強風に見舞われ、散々待たされた挙句に札幌で練習を済ませてから福岡へ移動することになったという。結局フル代表戦のスタメン組にとっては、それが藁をもつかむようなラストチャンスになった可能性もある。
だがまだまだ捲土重来の機会は残されている。日本代表で長く主将を務めて来た長谷部誠も、五輪代表からは土壇場で漏れている。
文●加部 究(スポーツライター)
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だがまだまだ捲土重来の機会は残されている。日本代表で長く主将を務めて来た長谷部誠も、五輪代表からは土壇場で漏れている。
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