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【関塚隆の目】抜群の安定感を生み出した3人。次戦ではさらに柔軟な選手起用、采配に期待

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年06月06日

五輪本番へ向けて複数ポジションでのテストを

ガーナ戦では1得点を挙げた堂安。久保とのポジション変更を繰り返しながら、ガーナの守備を崩した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 ガーナ戦を見る限り、全体的にコンディションも非常に良さそうで、みんながアピールできるような状態になってきたと思う。次のジャマイカ戦に向けては、複数のポジションで選手がどう機能できるのか、これをできるだけ確認していってほしい。
 
 先日のA代表戦からガーナ戦を見るだけでも、板倉がボランチとセンターバックで起用されたり、相馬が左右のサイドハーフを務め、前田が左MFとセンターフォワード、旗手が左のサイドバックとサイドハーフでも起用された。こういったテストがどれだけできるかも見どころになる。

 例えば、ガーナ戦では後半の停滞していた時間帯に、三笘と前田を両ワイドに張らせて、ゼロトップじゃないけど、食野が真ん中から下がって来て少し自由にやらせるとか、そうした変化をつけて、攻撃の糸口を変えるやり方もあった。

 実際にガーナ戦では、久保と堂安がポジションを変化させて攻撃のリズムを変えたように、そういう変化があっても良かっただろう。ジャマイカ戦は、メンバー選考へのアプローチが第一優先になると思うが、試合の流れで臨機応変に攻守を構築していき、いかにそのイメージを共有していけるかが、五輪本番へ向けて重要になると思う。

■プロフィール
関塚 隆(せきづか・たかし)/1960年10月26日生まれ、千葉県出身。現役時代は八千代高から早稲田大へ進学し、本田技研で活躍。91年に現役を引退し指導者に転身。母校の早大ア式蹴球部監督を経て、鹿島、清水のコーチを歴任し、2004年に川崎の監督に就任。10年からはU-23日本代表監督として指揮を執り、ロンドン五輪を経験。44年ぶりのベスト4へ導く。大会後、磐田、千葉で指揮を執り、18年に再び日本サッカー協会に入り、技術委員長やナショナルチームダイレクターを歴任した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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