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「一晩中嘔吐していた」浦和の“新プリンス”ユンカー、欧州メディアに入団までの紆余曲折を明かす

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月25日

「日本で外国人選手が採用されるのが、どれだけ大変か」

サポーターに両手を上げて応えるユンカー。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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「ストレスがたまっていたのだと思う。精神的にとても辛くて、普通ではないレギュレーションに疲労もたまっていた。身体が耐えられなかったんだろうなと。それに、何か起こるのではないかと常に恐れていた」

 ユンカーが語るには、相応のプレッシャーがあったようだ。「私が加入にするにあたって、日本ではスポーツディレクターと監督だけがOKを出せばいいという単純なものではなかった」と指摘している。

「日本で外国人選手として採用されること、特に浦和のようなビッグクラブで採用されることがどれほど大変なことなのか、多くの人には理解できないだろう。最終的には様々な人の承認が必要で、全員が頷く必要がある。ひとりでもダメだという人がいれば、チャンスも与えられないんだ」
 
 一方で、最初に浦和の監督やSDと話をした際、「どれだけ必要とされているのかが伝わってきた。調子が良いとか、実力があるではなくて、野心のある人を探しているのだと伝わってきた」と手応えも感じていたと明かした。

 そして、日本を選んだ理由は「全く違うことに挑戦するためだった」と語っている。

「1月にはヨーロッパのいくつかのクラブと連絡を取っていて、今夏になればたくさんのチャンスがあった。浦和で受け取るのと同じくらいの給料を、ヨーロッパで得ることもできた。でも、私は新しい挑戦がしたかったんだ。

 ひとつ気づいたことは、ヨーロッパから日本に行くのであれば、選手として本当に活躍したシーズン、そして周囲からまだ期待されているシーズンの後に行なう必要があると思う。こちらでは、本当に多くのことが情報として語られている」

 本人が熱望したJリーグ入りは叶えられ、目覚ましい活躍で強烈なインパクトを残しているユンカー。異文化でのチャレンジに臨むその覚悟は、並々ならぬものがあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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