リーグ最少失点の守備陣が“らしくない”対応で2失点。

【警告】鹿島=ファン・ソッコ(61分)、昌子(77分)、伊東(90+2分)/広島=水本(25分)、塩谷(57分)、千葉(62分)、青山(73分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】柴崎 岳(鹿島)
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 5.5
39分、カイオの強烈なミドルシュートに鋭く反応し、右手1本で好セーブ。だが、ここ数試合安定していた足もとの面で不安が出て2失点目を招いた。
DF
4 水本裕貴 6.5
フィールドプレーヤーのJ1連続フル出場新記録(127)とJ1通算300試合のダブルメモリアル。カバーリング、空中戦も抜かりなし。
5 千葉和彦 6
左右、後方から入る中央へのパスを迎撃し、ことごとく撥ね返す。攻撃ではビルドアップの起点となり、オーバーラップも仕掛けた。PKを献上した土居へのファウルが唯一のミス。
33 塩谷 司 6
スピード自慢のカイオとマッチアップ。鋭い切り返しに食らい付くだけでなく、GKとの連係もできていたが、持ち前の攻撃参加は限定された。
MF
6 青山敏弘 5.5
押し込まれるなか、フォアプレスやプレスバック、ボール奪取で奮闘。ただ、パスが思うように通らず、本人曰く「自分が良くなかったのは確か」。
8 森﨑和幸 6
広い視野を活かして巧みに配球。元同僚のファン・ソッコのラフプレーに熱く抗議する場面もあったが、ベテランらしくチームを支えた。
14 ミキッチ 6
山本との1対1ではスピードでイニシアチブを取る。献身的に守備のタスクもこなし、対面のカイオと見応えのある攻防も展開した。
18 柏 好文 5.5
影を潜めていた前半から一転、後半に入りギアチェンジ。スピードに乗ったドリブルを披露したが、もう少しボックス内まで近づきたかった。
9 ドウグラス 6
自陣深くまで戻って守備をこなした影響か、後半は運動量が減少。それでもフィジカルを活かしてロングボールの基準点となり、攻撃のタメを作った。
30 柴﨑晃誠 6
守備に追われて持ち味が消える時間帯が長かったなか、浅野との連係+見事な抜け出しで値千金の同点ゴールを挙げる。忍耐の勝利だ。
FW
11 佐藤寿人 6.5
したたかに相手GKからボールを奪い、J1通算148ゴール目。わずか1回のチャンスを確実に仕留め、エースたる所以と意地を見せた。
交代出場
FW
29 浅野拓磨 6
両親が見守るなか、カウンターの最前線に立つ。昌子やファン・ソッコのフィジカルに弾き返されながらも、柴﨑のゴールに絡んだあたりは代表合宿の成果か。
MF
27 清水航平 ―
87分、最終ラインの裏に抜けて右足を振り抜いたシュートは惜しくもポストを叩く。この一撃が決まっていればヒーローだったが……。
監督
森保 一 5.5
押し込まれる展開を考えれば、鹿島相手に「勝点1は悪くない」結果だが、先制しただけに必勝パターンを成立できなかったのが悔やまれる。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 林 卓人 5.5
39分、カイオの強烈なミドルシュートに鋭く反応し、右手1本で好セーブ。だが、ここ数試合安定していた足もとの面で不安が出て2失点目を招いた。
DF
4 水本裕貴 6.5
フィールドプレーヤーのJ1連続フル出場新記録(127)とJ1通算300試合のダブルメモリアル。カバーリング、空中戦も抜かりなし。
5 千葉和彦 6
左右、後方から入る中央へのパスを迎撃し、ことごとく撥ね返す。攻撃ではビルドアップの起点となり、オーバーラップも仕掛けた。PKを献上した土居へのファウルが唯一のミス。
33 塩谷 司 6
スピード自慢のカイオとマッチアップ。鋭い切り返しに食らい付くだけでなく、GKとの連係もできていたが、持ち前の攻撃参加は限定された。
MF
6 青山敏弘 5.5
押し込まれるなか、フォアプレスやプレスバック、ボール奪取で奮闘。ただ、パスが思うように通らず、本人曰く「自分が良くなかったのは確か」。
8 森﨑和幸 6
広い視野を活かして巧みに配球。元同僚のファン・ソッコのラフプレーに熱く抗議する場面もあったが、ベテランらしくチームを支えた。
14 ミキッチ 6
山本との1対1ではスピードでイニシアチブを取る。献身的に守備のタスクもこなし、対面のカイオと見応えのある攻防も展開した。
18 柏 好文 5.5
影を潜めていた前半から一転、後半に入りギアチェンジ。スピードに乗ったドリブルを披露したが、もう少しボックス内まで近づきたかった。
9 ドウグラス 6
自陣深くまで戻って守備をこなした影響か、後半は運動量が減少。それでもフィジカルを活かしてロングボールの基準点となり、攻撃のタメを作った。
30 柴﨑晃誠 6
守備に追われて持ち味が消える時間帯が長かったなか、浅野との連係+見事な抜け出しで値千金の同点ゴールを挙げる。忍耐の勝利だ。
FW
11 佐藤寿人 6.5
したたかに相手GKからボールを奪い、J1通算148ゴール目。わずか1回のチャンスを確実に仕留め、エースたる所以と意地を見せた。
交代出場
FW
29 浅野拓磨 6
両親が見守るなか、カウンターの最前線に立つ。昌子やファン・ソッコのフィジカルに弾き返されながらも、柴﨑のゴールに絡んだあたりは代表合宿の成果か。
MF
27 清水航平 ―
87分、最終ラインの裏に抜けて右足を振り抜いたシュートは惜しくもポストを叩く。この一撃が決まっていればヒーローだったが……。
監督
森保 一 5.5
押し込まれる展開を考えれば、鹿島相手に「勝点1は悪くない」結果だが、先制しただけに必勝パターンを成立できなかったのが悔やまれる。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。