【日本代表】ハリルホジッチ監督が伝えたかったメッセージ

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2015年05月13日

CL準決勝のバルサ対バイエルン戦が良き教材に。

ミックスゾーンでシュート練習で横パスを入れた意図を説明してくれた川又。充実した代表合宿だったとも話していた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 闇雲に縦へ行くのではなく、意図も精度も伴ったプレーで攻守を機能させる。これこそ、ハリルホジッチ監督が今回の合宿で伝えたかったメッセージではなかったか。
 
 良き教材は、チャンピオンズ・リーグ準決勝のバルサ対バイエルン。
 
「監督は自分がやりたいことを、あの試合の映像で伝えたかったんだと思う。バルサやバイエルンのプレスのかけ方だったり、こういうのをやりたいんだっていうのを昨日のミーティングでも言っていたからね」
 
 そうコメントしたのは大久保嘉人だ。
 
 昨年のブラジル・ワールドカップ以来の招集となったベテラン戦士はまた、「スピード感あるサッカーをやろうとしているのか」という質問には次のように答えていた。
 
「ボールを取った後は身体も前に行けって感じだから。日本人はそれでいいと思う。できない選手は代表に選ばれないでしょ」
 
 ハリルホジッチ監督は3月の就任当初から「日本人には確かなテクニックがある」と言っている。近い将来とは言わないまでも、いずれ──。意識付け次第で、バルサやバイエルンのようなインテンシティの高いサッカーが日本代表もできると確信しているのかもしれない。
 
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
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