【浦和｜採点・寸評】
GK　
１　西川周作　６
反撃に晒された試合終盤にゴールを脅かされたが、冷静に対処。集中力を切らさず、無失点に抑えた。
 
DF      
46　森脇良太　６
右サイドからの果敢なオーバーラップは影を潜める。それでも、守備面では対人の強さを示す。
 
４　那須大亮　5.5
結果的に事なきを得るも、ハイボール処理で不安を覗かせる。本来の出来からすればやや不安定だったか。
 
５　槙野智章　６
リスクを冒して攻め込む姿勢は感じられなかったが、正確なフィードを前線に供給するなど、攻撃面でも機能した。
 
MF     
24　関根貴大　6.5
突破力を存分に示し、チャンスの起点となる。貪欲にゴールを狙い続ける姿勢が、79分のPK獲得へと結びついた。
 
８　柏木陽介　6.5
パスの配球役となり攻撃を構築。先制点を演出したパスは、コース、タイミングとも絶妙だった。
 
22　阿部勇樹　６
不用意なパスミスは気になったが、最終ラインとの連係はほぼ問題なく、攻守のつなぎ役としてタスクを全うする。
 
７　梅崎　司　6.5
柏木からのパスを受けて、角度のない位置から先制点をもたらす。見せ場は少なかったが、チャンスを確実にモノにした部分は評価に値する。
 
19　武藤雄樹　６
背後への飛び出しから虎視眈々とチャンスを窺う。３試合連続ゴールとはならずも、溌剌とした動きで勢いを感じさせた。
 
31　高木俊幸　5.5
前後半に一度ずつチャンスはあったが、消化不良気味。悔しさを露にしながら、後半途中に交代した。
 
FW     
21　ズラタン　5.5
PKで追加点を奪うも、インパクトには欠ける出来。相手のマークに手を焼き、前を向いたプレーは限られた。
 
交代出場
20　李 忠成　5.5
鋭いシュートを放つなど気迫は感じさせるも、アピールには程遠かったか。今季初ゴールはお預けに。
 
33　橋本 和　６
１点リード後、梅崎に代わって途中出場。果敢な攻め上がりは控え、攻守のバランスを保った。
 
14　平川忠亮　‐
守備に比重をかけながらのプレーに徹する。残り約８分間のなかで、ボールに触れる機会は少なかった。
 
監督
ペトロヴィッチ　６
「内容には不満」と言うとおり、守備を固めた相手にやや攻めあぐねたが、きっちりと勝点３を掴む。
 
 
取材・文：橋本 啓（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。