【鳥栖 | 採点・寸評】
GK
33　林 彰洋　6.5
守備範囲の広さを誇示するような位置取り。周囲との連係でシュートコースを巧みに制限し、ハイボールの処理も安定していた。
 
DF
15　丹羽竜平　６
ブランクを感じさせないプレー。「ひとつ前」で奪うプレーで、守から攻への切り替えを促す。
 
36　菊地直哉　６
前半はサイドに食い付き、相手のシュートミスに救われるピンチもあったが、時間の経過とともに安定していった。
 
29　谷口博之　６
後半、盛田を投入した甲府がロングボール、クロスを多用してきたところを、しっかりと撥ね返す。
 
23　吉田 豊　６
序盤は攻撃参加も見られたが、２点リードしてからは自重。クロスの出でころにプレッシャーを掛けて、正確な供給を許さなかった。
 
MF
８　水沼宏太　6.5
ゲーム当初からキックフィーリングの良さを窺わせる。前線でこぼれ球から奪った２点目は「らしさ」にあふれていた。
 
28　高橋義希　６
鋭い反応で相手の縦パスをカット。ボール保持者に対する寄せも速く、主導権の確保に貢献した。
 
14　藤田直之　6.5
セカンドボールへの素早い反応、球際でのボール奪取、ロングスローと、鳥栖のサッカーを体現。
 
10　キム・ミヌ　６
不必要に思える警告はあったが、高精度の左足で放つ長短のキックは、やはり脅威。
 
22　池田 圭　６
豊田との良い距離を保ち、セカンドボールを常にケア。時にサイドへ流れてチャンスメイク。
 
FW
11　豊田陽平　７
高く強く、裏も狙える。68分には試合を決定づける見事なミドルシュート。まさにエースストライカー。
 
交代出場
16　チェ・ソングン　６
丹羽の復帰により先発は外れたが、終盤トップ下に入り、相手のロングボールの出所を抑える役割を全う。
 
９　ペク・ソンドン　－
87分に逃げ切り役として起用される。しっかりゲームを締めくくる。
 
25　早坂良太　－
後半アディショナルタイム３分過ぎに出番。登場後まもなくタイムアップ。
 
監督
森下仁志　6.5
先制点、追加点、ダメ押し点と、理想的な試合展開。送り出した選手たちが「サボることなくファイトして」前節に続き無失点勝利。
 
取材・文：渡辺　功（フリーライター）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。