【J1採点&寸評】名古屋×松本|乱打戦の末に痛み分け

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2015年03月07日

J1初陣で健闘を見せた松本。反町監督の采配も光る。

【警告】名古屋=ノヴァコヴィッチ(77分)/松本=後藤(89分)
【MAN OF THE MATCH】ノヴァコヴィッチ(名古屋)

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【松本|採点・寸評】
GK
1 村山智彦 5.5
結果的に3失点もファインセーブを連発。土壇場でのPK阻止もあり、勝点1獲得の陰の立役者に。
 
DF
13 後藤圭太 5.5
ノヴァコヴィッチとの競り合いはほぼ勝利。粘り強い守備で相手エースの力を削いだ。
 
飯田真輝 5.5
キャプテンとしてDFラインからチームを鼓舞。2点目の起点となるヘッドはコース、勢いともに狙いどおり。
 
30 酒井隆介 5.5
3バックの左で及第点のプレー。相手攻撃陣に右サイド深くはえぐらせなかった。
 
MF
3 田中隼磨 5.5
J1経験者としてチームの精神的支柱に。目立った攻撃参加はなかったが、その存在は重要だった。
 
6 岩沼俊介 5.5
目立ったプレーはなかったが、バランスを意識し常に的確なポジショニングを取っていた。
 
5 岩間雄大 6.0
中盤でハードワークし存在感を示す。名古屋に攻撃の起点を作らせなかった。
 
8 岩上祐三 5.5
正確なCKからオビナの先制点をお膳立て。少ないチャンスを活かし3点目の起点にもなった。
 
11 喜山康平 6
序盤は寄せの速さに持ち味を消されるも、後半は果敢に前線へ攻め上がって3点目をマーク。
 
14 池元友樹 6
CKから楢﨑がこぼしたボールを見逃さずチーム2点目を決める。前線からの守備で献身性も発揮した。
 
FW
9 オビナ 6
CKから先制点を奪う。屈強なフィジカルと確かな技術で起点を作るなど、ひたむきなプレーで相手DFを翻弄した。
 
交代出場
22 前田直輝 5.5
前線で運動量豊富に走り回り、攻めにかかる相手にプレッシャーをかけ続けた。
 
15 坂井達弥 
88分から出場し主に守備に奔走した。出場時間が短く、目立ったプレーはなかった。
 
監督
反町康治 6.5
セットプレーと緻密な戦術、采配で一時2点をリード。勝ち切る強さをここからいかに追求するか。
 
取材・文:今井雄一朗(スポーツライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

前線で孤立する場面もあったノヴァコヴィッチ⑱だが、抜群の得点感覚で早速今季1ゴール目を決めた。写真:菅原達郎(サッカーダイジェスト写真部)

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松本は相手のクリアミスから喜山⑪が3点目を奪い、一時は2点をリード。勝利は逃したがまずまずの内容だった。写真:菅原達郎(サッカーダイジェスト写真部)

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