ライバルが不在の間にアピールしたかった
後半に入っても流れは変わらず、65分にはダニエル・パレホのパスからこの日一番のチャンスを得たが、得意の左足から放たれたシュートはポストをかすめてゴールラインを割った。ただこれはシュートを打つ瞬間、相手DFのチャージを受けてバランスを崩されており(現にタケ、近くにいたアルカセルとビセンテ・イボーラはPKをアピールした)、仕方のない面もあった。
結局、守備に奔走し、ボールを積極的に要求し、局面を打開するプレーも見せたが、終始最後のところでのプレーに精度を欠き、この日も無得点に終わった。
運に恵まれなかったこともあるし、チーム自体もアルカセルのゴールで先制しながら、逆転負け(1-2)を喫したように、ゴール前で詰めが甘かったのはタケだけではない。ただプレシーズンマッチ全体の傾向として、アクティブに動き回りボールに絡んでも、ゴールに直結するプレーをなかなか見せることができなかったのも事実だ。
定位置争いのライバルのひとりであるジェラール・モレーノがスペイン代表に招集されている間に、開幕を迎える前にはっきりした形でアピールしたかったが、それも叶わなかった。
これでビジャレアルはプレシーズンマッチの全5試合を消化した(2勝3敗)。ラ・リーガ初戦は13日、相手は昇格チームのウエスカだ。
文●ハビエル・マタ(アス紙ビジャレアル番)
翻訳●下村正幸
結局、守備に奔走し、ボールを積極的に要求し、局面を打開するプレーも見せたが、終始最後のところでのプレーに精度を欠き、この日も無得点に終わった。
運に恵まれなかったこともあるし、チーム自体もアルカセルのゴールで先制しながら、逆転負け(1-2)を喫したように、ゴール前で詰めが甘かったのはタケだけではない。ただプレシーズンマッチ全体の傾向として、アクティブに動き回りボールに絡んでも、ゴールに直結するプレーをなかなか見せることができなかったのも事実だ。
定位置争いのライバルのひとりであるジェラール・モレーノがスペイン代表に招集されている間に、開幕を迎える前にはっきりした形でアピールしたかったが、それも叶わなかった。
これでビジャレアルはプレシーズンマッチの全5試合を消化した(2勝3敗)。ラ・リーガ初戦は13日、相手は昇格チームのウエスカだ。
文●ハビエル・マタ(アス紙ビジャレアル番)
翻訳●下村正幸