• トップ
  • ニュース一覧
  • 「過密日程の難しさを感じている」と漏らした指揮官。王者撃破の大分、連敗脱出のカギは何だったのか?

「過密日程の難しさを感じている」と漏らした指揮官。王者撃破の大分、連敗脱出のカギは何だったのか?

カテゴリ:Jリーグ

柚野真也

2020年08月16日

序盤こそ横浜のハイライン・ハイプレスに圧されたが…

変化ではなく継続を求め、より狙いを明確にしたという片野坂監督。昨季王者を破り連敗を止めた。写真:滝川敏之

画像を見る

 局面での劣勢を避けるためにも選手間の距離を保ち、連動した守備で、ある程度の人数をかけて対抗するしかない。こうした基本練習を繰り返しやっていった。もう一度全員でコンセプトを明確にし、「我々が今シーズン取り組もうとしているサッカーはこうなんだ!」と再確認した。
 

 横浜戦は序盤こそ相手のハイライン・ハイプレスに圧されることもあったが、テンポの早いパス回しとサイドチェンジを有効に使い、相手の狙いを絞らせず主導権を握った。相手を呼び込み、一気に敵陣に長いパスを送る“擬似カウンター”も随所で見られ、先制点もそのパターンで奪っている。リードしてオープンな展開になるなか、何度か決定的チャンスを創出、そこで試合を決定づけるゴールが奪えなかったことは課題ではあるが、2節以来のクリーンシートで終えて連敗を脱出した。

 停滞の理由がひとつではないならば、対策も複合的になるが、目指すべき緻密な連係を継続するしか対応策はない。苦しんで掴んだ勝利を良薬としたい。

取材・文●柚野真也(フリーライター)
【関連記事】
【J1採点&寸評】大分1-0横浜|明確な狙いで王者のハイライン・ハイプレスを凌駕!連敗脱出の立役者は…
【J1】川崎が9連勝で首位をがっちりキープ! 3発快勝のC大阪が2位、上位対決に競り勝ったFC東京が4位に浮上!
【J1採点&寸評】札幌1-6川崎|公式戦4戦連発の“怪物ルーキー”が堂々のMOM! エース小林もさすがの得点力
【大分】「連敗から学んだことはない」横浜撃破の立役者が漏らした“本音”。「後ろの選手が…」
【J1採点&寸評】FC東京1-0名古屋|鉄壁だったCBがこの日の最高殊勲者。ラストマッチの室屋は…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ