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「ホッとしている部分も」「宮原とは一緒にやっていたので…」再開後初の事態に広島の城福監督、選手たちの胸中は?

カテゴリ:Jリーグ

寺田弘幸

2020年07月26日

名古屋の宮原とは広島のアカデミー時代の同期

 名古屋のDF宮原和也とは広島のアカデミー同期であるMF川辺駿は「心配ですけど、連絡したら大丈夫と言っていたので良かったです」と話し、気持ちは次に向けて切り替えていた。

「今は勝てていない状況の中で、(次節8月1日の)横浜FC戦以降の連戦は重要になってくる。休めたと思っていい準備をしたいなと思います」

 広島は名古屋戦にメンバー入りする予定だった選手たちで16時からエディオンスタジアムでトレーニングを行い、すでに次に向けた準備をスタートさせている。

「今日の試合が中止になったことをプラスにできるか。そこに集中すべきだと選手に話しましたけど、選手は理解してくれてトレーニングもよくやってくれた」と言う城福監督は、今後もフレキシブルに対応していくことの大事さをあらためて実感していた。

「感染しないようにみんなが気を付けていると思います。どこのチームも選手スタッフみんなが気を付けている中でも、こういうことは十分に起こり得るということを改めて思い知りましたし、そうなった時に右往左往せず自分たちのやれることをいかにしっかりとやるかに尽きると思います」

 4試合勝利のない現状を打破したかった広島だが、中止になって休めたことをうまく次節につなげていくことができるか。明日、明後日は予定通りにオフにして、29日から横浜FC戦に向けた準備を始めていく。

取材・文●寺田弘幸(フリーライター)
 
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