「サブの選手はいない」
【6】
「満男さんみたいにはなれないと思う。絶対に追いつけない」
18年のインタビューでは、「鹿島には満男さんみたいな人がずっといなければならない。それを期待されているのが、俺なのかなっていう。そういう存在にならないといけない」と決意を口にしていた。その言葉通り、19年は腕章を巻く立場になったが、先達の偉大さを十分に理解し、リスペクトしているからこそ、「だから変に真似をするのではなく、自分のスタイルで行くべき」と強調した。
【7】
「今日の戦い方に関して、何か言われるのは、ちょっと納得できなかった」
19年3月のアウェー川崎戦は1-1のドロー。前節のホームでの開幕戦も大分相手に1-2と勝てず、スタートダッシュに失敗。報道陣から「ファンから厳しい言葉をかけられていたが?」と質問された際のコメント。ファンやサポーターを非難したかったわけではない。「ブーイングされれば、『うまくいっていないんだな』と思われてもしょうがない。そこは隠してでも、次に向かわなければいけない。それは選手だけでなく、サポーターも。そういう関係性を築きたい」と、“共闘”の願いが真意だった。
【8】
「“ぶっとんで”ないとダメだとは思う」
【2】で紹介した発言に通ずるものがあるが、ユース出身の若手、平戸太貴(現・町田)のさらなる成長を期待して、独特の言い回しでメッセージを送る。「彼はどのポジションでも真面目にやれる性格で、そういう選手にはチャンスが転がってくるから」と述べたうえで、予想を超えるようなプレーも求める。「やれるやつって、そうだから」。
「満男さんみたいにはなれないと思う。絶対に追いつけない」
18年のインタビューでは、「鹿島には満男さんみたいな人がずっといなければならない。それを期待されているのが、俺なのかなっていう。そういう存在にならないといけない」と決意を口にしていた。その言葉通り、19年は腕章を巻く立場になったが、先達の偉大さを十分に理解し、リスペクトしているからこそ、「だから変に真似をするのではなく、自分のスタイルで行くべき」と強調した。
【7】
「今日の戦い方に関して、何か言われるのは、ちょっと納得できなかった」
19年3月のアウェー川崎戦は1-1のドロー。前節のホームでの開幕戦も大分相手に1-2と勝てず、スタートダッシュに失敗。報道陣から「ファンから厳しい言葉をかけられていたが?」と質問された際のコメント。ファンやサポーターを非難したかったわけではない。「ブーイングされれば、『うまくいっていないんだな』と思われてもしょうがない。そこは隠してでも、次に向かわなければいけない。それは選手だけでなく、サポーターも。そういう関係性を築きたい」と、“共闘”の願いが真意だった。
【8】
「“ぶっとんで”ないとダメだとは思う」
【2】で紹介した発言に通ずるものがあるが、ユース出身の若手、平戸太貴(現・町田)のさらなる成長を期待して、独特の言い回しでメッセージを送る。「彼はどのポジションでも真面目にやれる性格で、そういう選手にはチャンスが転がってくるから」と述べたうえで、予想を超えるようなプレーも求める。「やれるやつって、そうだから」。
【9】
「サブの選手はいない」
試合の登録メンバーは18人。スタメンは11人で、ベンチに7人が控える。形式上はそうかもしれないが、先発組とサブ組という区分には違和感を覚えるようだ。ベンチでスタンバイしていて、出番が回ってきた時の心構えについて「“次に代わりで入る選手”って思わないこと。自分は試合に出て当然だ」というスタンスでありたい。自分は“代わり”ではない。どんな立ち位置でもレギュラーとしてのプライドを持つ。そういうことなのだろう。
【10】
「こんなもんかな」
昨季の27節、ホーム札幌戦で、約6か月ぶりの先発出場を果たす。ただ、百戦錬磨のSBは「何か月ぶりの復帰とか、みんな言うけど、俺、何年もやっているし、そんなこといっぱいあるから」と感傷的な気分になどならない。「だいぶ休んでいるので」と気合いを入れて臨んだゲームで、自身のパフォーマンスについては「もう少し、やらなければいけない」と反省の弁も、それなりにできていた、という部分もしっかりと認める。力まず、焦らない。この柔軟なバランス感覚も、魅力のひとつだろう。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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「サブの選手はいない」
試合の登録メンバーは18人。スタメンは11人で、ベンチに7人が控える。形式上はそうかもしれないが、先発組とサブ組という区分には違和感を覚えるようだ。ベンチでスタンバイしていて、出番が回ってきた時の心構えについて「“次に代わりで入る選手”って思わないこと。自分は試合に出て当然だ」というスタンスでありたい。自分は“代わり”ではない。どんな立ち位置でもレギュラーとしてのプライドを持つ。そういうことなのだろう。
【10】
「こんなもんかな」
昨季の27節、ホーム札幌戦で、約6か月ぶりの先発出場を果たす。ただ、百戦錬磨のSBは「何か月ぶりの復帰とか、みんな言うけど、俺、何年もやっているし、そんなこといっぱいあるから」と感傷的な気分になどならない。「だいぶ休んでいるので」と気合いを入れて臨んだゲームで、自身のパフォーマンスについては「もう少し、やらなければいけない」と反省の弁も、それなりにできていた、という部分もしっかりと認める。力まず、焦らない。この柔軟なバランス感覚も、魅力のひとつだろう。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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