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「ホマレ・サワは、希望そのものだった」英紙記者が、2011年W杯決勝のなでしこジャパンを回顧!

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月28日

「女性の崇高さがそこにあった」

澤さん(中央)は得点王としても表彰された。右が当時の佐々木則夫監督。 (C) Getty Images

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 決勝戦でも、日本は“奇跡”を起こした。そして、優勝候補のアメリカに二度突き放されながらも追いつき、PK戦を3-1で制した末、初のワールドカップ制覇を成し遂げたのだ。

「試合後、アメリカ代表のホープ・ソロが『大きな何かが(日本を)引っ張っていたと、心から信じている』と語っていたことを思い出す。延長戦に入っても彼女たちの体力は衰えず、1-2でリードされていた延長戦の残り6分でサワが起死回生のゴールを決めた。アメリカ女子代表の巨大な壁を、わずか身長160センチ台の選手がCKで振り切り、ダイレクトシュートを決めたのだ。まさしく奇跡だと思った。どんな荒波に直面したとしても、決してあきらめない女性の崇高さがそこにあった」

 改めて澤さんとなでしこの偉業を称えたルイス記者は、この優勝は「ただの初タイトルではなかった」とも付け加えている。

「後から聞いた話で、ドイツとの準々決勝前に佐々木則夫監督は、3.11の映像を選手たちと共に見たという。『我々の努力は、スポーツの枠を超えた意味を持つ』ことを選手に思い起こさせ、彼女たちはそれに応えた。私にとって崇高な存在であるサワが希望そのものであったように、彼女たちは母国にとっての希望となったのだ」

 澤は同大会で得点王とMVPを獲得し、この年のFIFA最優秀選手賞を受賞。代表選手として刻んだ205試合出場、83ゴールという数字は、未だ日本女子代表の歴代トップだ。

 世界的に難しい情勢が続くからこそ、母国に希望を与えた「ホマレ・サワ」の姿は今もなお眩しく映るようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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