より現実的な可能性は?
30歳のウェールズ代表FWの状況を加味したうえで、より現実的で理想的な選択肢はは、マジョルカよりもワンランク上のチームで、新たなレンタル先を模索することだろう。すでに『Marca』などの有力メディアは、レアル・ソシエダへの新たな武者修行の可能性を指摘している。
今シーズンのラ・リーガで4位と躍進しているレアル・ソシエダでは、久保と同じようにマドリーから期限付きで移籍しているマルティン・ウーデゴーが活躍。そのノルウェーの“神童”がマドリーにレンタルバックされるとも見られており、R・ソシエダが同じ技巧派で、評価を上げている久保の獲得に動く可能性は小さくない。
今シーズンのラ・リーガで4位と躍進しているレアル・ソシエダでは、久保と同じようにマドリーから期限付きで移籍しているマルティン・ウーデゴーが活躍。そのノルウェーの“神童”がマドリーにレンタルバックされるとも見られており、R・ソシエダが同じ技巧派で、評価を上げている久保の獲得に動く可能性は小さくない。
いずれにしても、その去就は不透明ではある。「クボの未来」と題した記事を掲載した『AS』は、新型コロナウイルスの影響で、28節と29節の2節分が延期になるなど、先が読めないラ・リーガの状況を踏まえつつ、日本の至宝の動向をこう説いている。
「レンタル移籍であれば、その貸出し先の判断となる。いずれにしても、マドリー上層部の計画と新型コロナウイルスの問題もあり、クボの未来は宙に浮いている」
世間を騒がせるパンデミックの影響で、混沌としているシーズンの再開の行方とともに、久保の動向が気になるところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部