「海外のリーグでも2部リーグは1部よりも…」
19年の“相馬ゼルビア”がそうだったように、戦い方が明確な分、対戦相手は対策を立てやすく、堅守速攻型のチームスタイルが少なくないJ2では、困難な戦いが待ち受けているかもしれない。それでも、ポポヴィッチ監督は自信に満ちた表情でこう言った。
「海外のリーグでも2部リーグは1部よりも、後ろを固めてカウンターを仕掛けてくるチームが多いのかなと感じている。ただ我々がJFLからJリーグに参入したとき(2011年)に証明したが、目指すものは変わらない。だからと言って守備を疎かにするということではなく、攻守において主導権を握るサッカーを目指していきたい。
その中でわれわれの確固たるスタイルを身につけなければいけないと感じているし、もちろんリーグの特徴を踏まえながら戦っていきたい。大きな計画を実現するためには、非常に時間も掛かるし、困難も待ち受けていると思うが、ひとつになってまとまって戦い、いち早く結果を出していきたい」
「海外のリーグでも2部リーグは1部よりも、後ろを固めてカウンターを仕掛けてくるチームが多いのかなと感じている。ただ我々がJFLからJリーグに参入したとき(2011年)に証明したが、目指すものは変わらない。だからと言って守備を疎かにするということではなく、攻守において主導権を握るサッカーを目指していきたい。
その中でわれわれの確固たるスタイルを身につけなければいけないと感じているし、もちろんリーグの特徴を踏まえながら戦っていきたい。大きな計画を実現するためには、非常に時間も掛かるし、困難も待ち受けていると思うが、ひとつになってまとまって戦い、いち早く結果を出していきたい」
さらに今季18位の町田を立て直すイメージとして、「安定性を高め、メンタルを強くするためには、毎日のトレーニングしかない」と語ったポポヴィッチ新監督。堅実な町田のチームカラーらしく、日々の積み重ねが重要であることを強調していた。
こうして「3年以内でJ1を目指せるチームを作る」というビジョンの実現に向けて、“第2次ポポヴィッチ・ゼルビア”の方向性が示された。
取材・文●郡司 聡(フリーライター)
こうして「3年以内でJ1を目指せるチームを作る」というビジョンの実現に向けて、“第2次ポポヴィッチ・ゼルビア”の方向性が示された。
取材・文●郡司 聡(フリーライター)