活動を初めて約10年。大きく変化したけれどずっと変わらないものがある…
愛媛FCレディースが活動を初めて約10年。カデゴリーや環境面、認知度などが大きく変化したけれどずっと変わらないものがある。
「今の男子トップと同じでボールを大切にして主導権を握る。観ててもやってても楽しいサッカーをする。そこは一切ぶれずに引き継いでいます」胸を張って答えたのはレディースコーチ時代川井監督の右腕だった赤井秀一現監督だ。
しかしこの日の試合では大和の素早い寄せに立ち上がりから苦しんだ。元女子日本代表で大矢歩、上野真実(共にIPU出身)らの攻撃が封鎖され前半30分まで流れの中からのシュートは0。後半も攻め手を欠き結局0-0スコアレスドローで終了した。
大矢、上野とも「決して(昇格が見えてきたことで)受け身になったわけではない」と断ったうえで「もっと前線が少ないチャンスを生かさなければいけなかった」と肩を落とした。
「今の男子トップと同じでボールを大切にして主導権を握る。観ててもやってても楽しいサッカーをする。そこは一切ぶれずに引き継いでいます」胸を張って答えたのはレディースコーチ時代川井監督の右腕だった赤井秀一現監督だ。
しかしこの日の試合では大和の素早い寄せに立ち上がりから苦しんだ。元女子日本代表で大矢歩、上野真実(共にIPU出身)らの攻撃が封鎖され前半30分まで流れの中からのシュートは0。後半も攻め手を欠き結局0-0スコアレスドローで終了した。
大矢、上野とも「決して(昇格が見えてきたことで)受け身になったわけではない」と断ったうえで「もっと前線が少ないチャンスを生かさなければいけなかった」と肩を落とした。
これで3試合を残し2位と勝点差5となったが依然、初優勝の可能性は高いままだ。ここ数日で周りの反響は目に見えて大きくなってきた。男子トップもいまだ成し遂げていない愛媛FCクラブ史上初の1部昇格まであと少し。
もちろん昇格してもプロ選手になれるわけではなく仕事をしながらのアマチュア契約のままだ。それでも彼女たちがトップカテゴリーを目指し続けるのは純粋に「強くなりたい」や「これまで支えてくれた人の為」であり「愛媛女子サッカーの発展につながる」と信じているからだ。
なでしこリーグ2部は10月26日の18節が最終節。今年愛媛で昇格が実現しそうな2チームの内、JFLを戦うFC今治より早くその吉報は届きそうだ。
取材・文●江刺伯洋(南海放送アナウンサー)
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