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【甲府】昇格に向け勝負の終盤戦、Jリーグ通算300試合出場の横谷繁がチームにもたらすもの

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2019年08月31日

甲府・伊藤彰監督からも高い評価と厚い信頼

横谷の契約満了の発表があった直後に電話で口説き落とした伊藤彰監督。写真:徳原隆元

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 29節の千葉戦ではドゥドゥが累積警告で出場停止となる中、久しぶりにスタートからの出番となりシャドーストライカーとして快勝したチームをけん引。

 先発で出られないことに関して完全に納得していたわけではなく、
「チームのことを一番に考えているが、出られないことがいいかどうかは正直悩む」
とプロとして出場への強い思いを明かす。

 ただ「考えても仕方がない。出られない時もチャンスをものにしようと思っていた」と振り返る。

 伊藤彰監督は「(先発を外していたのは)身体が重そうだったから。いいプレーをしてくれた」と千葉戦後には高い評価と厚い信頼をあらためて強調した。

 ポゼッションを高める戦いを少しずつ積み上げている甲府において、横谷の存在は重要だ。結果と内容のバランスを考えながら、「堅守速攻」が根付いているチームに変化を促し、自身もプレーヤーとしての価値を高める。
 
 練習では若手にパスのアドバイスをする場面があるなど、チームを少しでもいい方向に変えようという意思と行動がシーズン序盤に比べて目に見えるように増えてきた。

 300試合出場も「まだまだ全然」と笑って謙遜するが、築いてきたキャリアは大きく心強い。これから勝負の終盤戦に突入するJ1昇格争いで、その経験値が必要となる瞬間は1度や2度ではないはずだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部●
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