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【セルジオ越後の天国と地獄】選手の価値はピッチの上でこそ評価されるもの。“現役慶大生”ってフレーズ、必要ある?

カテゴリ:特集

週刊サッカーダイジェスト編集部

2014年11月06日

【なでしこ】開催国は優勝候補? カナダに勝っても安心していては危険。

連勝したなでしこジャパンだけど、相変わらずメンバーが代わり映えしないのが気がかり。(C) Getty Images

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 来年のワールドカップを見据え、カナダ遠征に出向いたなでしこジャパンが、現地でカナダ代表と2試合を戦って、それぞれ3-0、3-2と勝利した。
 
 連勝を飾り、いい形で今年最後の活動を終えたけど、ワールドカップの開催国でもあるカナダが優勝候補かどうかをよく考えて、評価を下すべきだね。優勝を争うライバルは、あくまでもアメリカやドイツだ。カナダに勝ったところで安心していては危険だよ。
 
 メンバーの顔ぶれが相変わらず代わり映えしないのも気がかりな点だ。少し前のアジア大会で試された若い選手たちは、今回のメンバーにはほとんどいなかった。
 
 もし、これでワールドカップで優勝できなければ、それは今の中心メンバーの時代の終焉を意味すると同時に、今後しばらく、なでしこジャパンが世界の舞台で苦戦するであろうことを容易に想像させてしまう。なぜなら、次の世代が育ってきていないんだから。
 
 これは男子についても同じことが言えるかもしれない。かつては新しい世代が常に台頭していた充実の時期があったけど、今はJリーグも先細りしてきているし、危機感は持っておいたほうがいい。
 
 周知のとおり、U-16とU-19は世界行きを逃し、U-21もアジア大会でベスト8止まり。アジアを勝ち抜けない彼らが何年後かにA代表の中心となった時、どんな事態になるのか。今年のアンダー世代の敗退は、未来に向けた警告と捉えるべきだよ。
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