「死んだ方がマシ」と言いながらもローマ以外の仕事に就く可能性も示唆
自身の後継者としてチームを支えていたデ・ロッシの2018-19シーズンいっぱいでの退団についても、クラブに対して「自分のようにするな」と訴えていたとするトッティは、「彼と一緒にクルヴァ・スッド(ゴール裏)に行くよ」と述べている。
下部組織時代を含めて約30年に渡って活躍してきたローマを愛するトッティのクラブ愛は、今も変わらない。だからこそ、「『サヨナラ』ではなく『また会おう』だ」と将来的な復帰も明言している。経営陣が変わり、自らを望むオーナーになれば、いつでも戻ってくる用意があるようだ。
ただ、「ローマを去るなら死んだほうがマシ」とまで口にした男も、この先、イタリアの別のクラブで仕事をする可能性も排除していない。衛星放送『Sky Sport』によれば、すでにサンプドリアやフィオレンティーナがオファーを打診しているという。また、国際サッカー連盟(FIFA)やイタリア・サッカー連盟が何かしらの役職をオファーする可能性も報じられている。
無論、今回のトッティの会見を受け、サッカー界からは惜しむ声が寄せられている。
下部組織時代を含めて約30年に渡って活躍してきたローマを愛するトッティのクラブ愛は、今も変わらない。だからこそ、「『サヨナラ』ではなく『また会おう』だ」と将来的な復帰も明言している。経営陣が変わり、自らを望むオーナーになれば、いつでも戻ってくる用意があるようだ。
ただ、「ローマを去るなら死んだほうがマシ」とまで口にした男も、この先、イタリアの別のクラブで仕事をする可能性も排除していない。衛星放送『Sky Sport』によれば、すでにサンプドリアやフィオレンティーナがオファーを打診しているという。また、国際サッカー連盟(FIFA)やイタリア・サッカー連盟が何かしらの役職をオファーする可能性も報じられている。
無論、今回のトッティの会見を受け、サッカー界からは惜しむ声が寄せられている。
かつてのチームメートだったヴィンチェンツォ・モンテッラは、自身のSNSで退団については黙っているとしたうえで、「ローマのために君がしたこと、このクラブのために君が感じてきたこと、感じること、これから感じること、生涯を通じて夢を見続けるために君があきらめてきたことは変わらない」と綴った。
「君はローマのバンディエーラ(旗頭)だ。このバンディエーラは、永遠になびいていく。風があろうと、なかろうと。『中』でも『外』からも、感動を与えてくれて、ありがとう。君は永遠だ」
そのほか、元会長のロゼッラ・センシは、「(元オーナーの)父がつくったすべてが、もうなくなってしまった」とコメント。イタリア代表でともにワールドカップを制し、ローマでも一緒にプレーしたルカ・トーニは、「世界でローマを偉大にした人に対する敬意がない」と嘆いた。
一方で、クラブは同日、トッティの会見を受けて公式声明を発表。退団という決断は残念としたうえで、トッティの一連の主張は「事実やクラブの選択に関する彼の認識は、空想的で現実からかけ離れているということを指摘せざるを得ない」と断じている。
特に、トッティが会見でローマの経営に関心を寄せる声は少なくないと発言したこともあり、クラブは、「現在も将来的にもクラブを売りに出す気はまったくない」と強調した。
会見でトッティは、「クラブから反論があるなら、自分にはまだ言うことがある」と警告していたが、両者の“バトル”は、どこまで続くのだろうか――。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「君はローマのバンディエーラ(旗頭)だ。このバンディエーラは、永遠になびいていく。風があろうと、なかろうと。『中』でも『外』からも、感動を与えてくれて、ありがとう。君は永遠だ」
そのほか、元会長のロゼッラ・センシは、「(元オーナーの)父がつくったすべてが、もうなくなってしまった」とコメント。イタリア代表でともにワールドカップを制し、ローマでも一緒にプレーしたルカ・トーニは、「世界でローマを偉大にした人に対する敬意がない」と嘆いた。
一方で、クラブは同日、トッティの会見を受けて公式声明を発表。退団という決断は残念としたうえで、トッティの一連の主張は「事実やクラブの選択に関する彼の認識は、空想的で現実からかけ離れているということを指摘せざるを得ない」と断じている。
特に、トッティが会見でローマの経営に関心を寄せる声は少なくないと発言したこともあり、クラブは、「現在も将来的にもクラブを売りに出す気はまったくない」と強調した。
会見でトッティは、「クラブから反論があるなら、自分にはまだ言うことがある」と警告していたが、両者の“バトル”は、どこまで続くのだろうか――。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部