選手間の”競争”こそ、城福体制2年目の生命線だ!
実績十分の実力者たちの想いに賭けた城福監督の采配も憎いが、与えられたチャンスで結果を残した彼らはプロフェッショナルである。そして、この大邱戦で得点を挙げた荒木、その決勝弾をアシストした森島司。そうした若手もさらなる突き上げを見せている。
「また新しい競争ができる」と指揮官が言ったのは、そういうことだ。大邱戦をベンチで見ていた選手、広島でテレビ観戦していた選手、誰もが刺激を受けただろう。
「また新しい競争ができる」と指揮官が言ったのは、そういうことだ。大邱戦をベンチで見ていた選手、広島でテレビ観戦していた選手、誰もが刺激を受けただろう。
良いプレーをしなければ、勝たなければ――。28日に控える名古屋戦でピッチに立つ者たちは、ポジションを追われる危機感を持って臨むに違いない。
意識をどこまでも高めていくことが、広島にとって今季の生命線になる。これまでの歩みのようにリーグ戦とACLを並行して戦うことをメリットにしていけば、チームの競争力はまだまだ高まっていくはずだ。
取材・文●寺田弘幸(フリーライター)
意識をどこまでも高めていくことが、広島にとって今季の生命線になる。これまでの歩みのようにリーグ戦とACLを並行して戦うことをメリットにしていけば、チームの競争力はまだまだ高まっていくはずだ。
取材・文●寺田弘幸(フリーライター)