ACLで首位浮上!広島が大邱戦で示した進化の跡、キーワードは実績抜きの純粋な”競争”

カテゴリ:Jリーグ

寺田弘幸

2019年04月25日

選手間の”競争”こそ、城福体制2年目の生命線だ!

選手起用が見事にハマった城福監督。ACLで結果を残したことで、選手たちに好循環がもたらされている。(C)Getty Images

画像を見る

 実績十分の実力者たちの想いに賭けた城福監督の采配も憎いが、与えられたチャンスで結果を残した彼らはプロフェッショナルである。そして、この大邱戦で得点を挙げた荒木、その決勝弾をアシストした森島司。そうした若手もさらなる突き上げを見せている。
 
「また新しい競争ができる」と指揮官が言ったのは、そういうことだ。大邱戦をベンチで見ていた選手、広島でテレビ観戦していた選手、誰もが刺激を受けただろう。
 
 良いプレーをしなければ、勝たなければ――。28日に控える名古屋戦でピッチに立つ者たちは、ポジションを追われる危機感を持って臨むに違いない。

 意識をどこまでも高めていくことが、広島にとって今季の生命線になる。これまでの歩みのようにリーグ戦とACLを並行して戦うことをメリットにしていけば、チームの競争力はまだまだ高まっていくはずだ。

取材・文●寺田弘幸(フリーライター)
【関連記事】
【ACL採点&寸評】大邱 0-1 広島|MOMは敵地で大仕事をやってのけた大卒ルーキー!守護神・大迫も高評価に
【ACL】広島が大卒ルーキー荒木の決勝弾で日韓対決を制して首位浮上!最速で次節にGS突破の可能性
【ACL採点&寸評】鹿島0-1慶南|守護神が致命的なミス。攻撃陣もまるで振るわず…
【鹿島】期待のルーキー関川郁万は待望のプロデビュー戦でいかなる働きぶりを見せたか?
【ルヴァン杯】仙台はGS突破決定! 鳥栖は公式戦6戦未勝利…FC東京は柏に快勝も室屋が負傷交代|Bグループ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ