「自分はサイドでしか生きることができない」
ガンバでサイドを務める選手は、元日本代表の倉田秋をはじめ、藤春廣輝、米倉恒貴、オ・ジェソク、さらには昨季途中にレノファ山口から加入してブレイクした小野瀬康介など多士済々。彼らとの競争に勝たなければ、レギュラーの座は奪えない。田中はどのポジションで勝負しようと考えているのか。
「キャンプでは主にサイドバックに取り組みました。個人的に学ばないといけないと思っているのは、ディフェンスのところ。1対1で対峙しているときのディフェンスもそうですが、ボールが自分のサイドにない時のディフェンスポジションについてはチームメイトからも要求されているので、そこは伸ばしていきたい。守備の技術を上げていければ前も後ろも対応できる選手になれる。サイドであれば、左右関係なくサイドバックもサイドハーフも、3トップの脇でも、全部できるようになりたい。自分はサイドでしか生きることができないので」
そして田中がもっともこだわりを持っているのが、ほかでもない「クロス」だ。
「自分はゴールよりアシストのほうが好きなので、どれだけクロスを上げることができるかにこだわりたい。去年はJ2で275本のクロスを上げることができました。今季は、もっと質にもこだわっていきたいですね。抜き切って上げたり、相手が前にいても当たらないように抜き切らずに上げたり、ちょっとずらしてコースを作って上げたり。いかにチャンスを作れるかで、出番が来るかも決まると思います」
「キャンプでは主にサイドバックに取り組みました。個人的に学ばないといけないと思っているのは、ディフェンスのところ。1対1で対峙しているときのディフェンスもそうですが、ボールが自分のサイドにない時のディフェンスポジションについてはチームメイトからも要求されているので、そこは伸ばしていきたい。守備の技術を上げていければ前も後ろも対応できる選手になれる。サイドであれば、左右関係なくサイドバックもサイドハーフも、3トップの脇でも、全部できるようになりたい。自分はサイドでしか生きることができないので」
そして田中がもっともこだわりを持っているのが、ほかでもない「クロス」だ。
「自分はゴールよりアシストのほうが好きなので、どれだけクロスを上げることができるかにこだわりたい。去年はJ2で275本のクロスを上げることができました。今季は、もっと質にもこだわっていきたいですね。抜き切って上げたり、相手が前にいても当たらないように抜き切らずに上げたり、ちょっとずらしてコースを作って上げたり。いかにチャンスを作れるかで、出番が来るかも決まると思います」
開幕戦で田中が供給したクロスは3本。1本目と2本目はともに高い位置で相手を押し込んでからのクロスで、しっかりチャンスに繋げた。そして3本目のクロスが相手DFとGKの連携ミスを誘い、藤春のゴールに結びついたのだ。「ラッキーでしたね。でもクロスの質が良くなかった。それでもチャンスの数を作った結果、得点が生まれたとポジティブに考えています」と話し、「これからもクロスの回数、質にこだわっていきたい」と力を込めた。
今季のガンバのスローガンは「GAMBAISM」。はたして田中にとっての“ISM”とはなんなのか。
「やる気は自分の持ち味のひとつ。闘う、とか、熱い言葉が好きです。そういう言葉通りのプレーでないと自分は生き残れない。ガンバのアカデミー出身の選手はみんな巧いので、自分は闘う部分や、最後まで走り切り、頑張ることがマストだと思っています」
サイドで闘う男、田中達也。土曜日の第2節・清水エスパルス戦での出番を掴むか。なにを置いてもそのクロスに注目だ。
取材・文●竹島麻里子(フリーアナウンサー)
今季のガンバのスローガンは「GAMBAISM」。はたして田中にとっての“ISM”とはなんなのか。
「やる気は自分の持ち味のひとつ。闘う、とか、熱い言葉が好きです。そういう言葉通りのプレーでないと自分は生き残れない。ガンバのアカデミー出身の選手はみんな巧いので、自分は闘う部分や、最後まで走り切り、頑張ることがマストだと思っています」
サイドで闘う男、田中達也。土曜日の第2節・清水エスパルス戦での出番を掴むか。なにを置いてもそのクロスに注目だ。
取材・文●竹島麻里子(フリーアナウンサー)