中島、南野、堂安ばかりが目立っているのは、切り札不在の裏返しのようなもの
もうひとつ気になるポジションというのが、いわゆる“切り札”だ。攻撃陣の絵は見えてきたけど、うまくいかない時に別の駒、別のプランが用意されているのか。その切り札が見当たらない。
今のところ、中島、南野、堂安の3人ばかりが目立っているというのは、切り札が不在となっている裏返しのようなもの。キルギス戦でも、切り札と呼べるような活躍を見せた選手はいなかった。もちろん、あと一歩という惜しいチャンスはけっこうあった。でも、相手のレベルを考えてほしい。このレベルで惜しいって言っていて、アジアカップの準決勝、決勝でちゃんと決められるようになるの? 相手はシュート1本しか打てないチームだよ。
今のところ、中島、南野、堂安の3人ばかりが目立っているというのは、切り札が不在となっている裏返しのようなもの。キルギス戦でも、切り札と呼べるような活躍を見せた選手はいなかった。もちろん、あと一歩という惜しいチャンスはけっこうあった。でも、相手のレベルを考えてほしい。このレベルで惜しいって言っていて、アジアカップの準決勝、決勝でちゃんと決められるようになるの? 相手はシュート1本しか打てないチームだよ。
失礼を承知で言えば、キルギスはアジアカップでは草刈り場的な扱いを受ける国。できるだけ多く点を獲って得失点差で優位に立たなければいけない。いわばグループリーグでも下位に位置するチーム。逆にキルギス戦の前に戦ったベネズエラがアジアカップのベスト8くらいのチームだろうね。韓国やオーストラリア、イラン、サウジアラビア……。そうした国々と互角の勝負になるはず。ただ引くだけでなく、しっかりとカウンターも狙えるチームだった。だから、キルギス戦よりもベネズエラ戦でできなかったことを重く見るべきなんだ。
1月開催になるアジアカップは、海外組がシーズン中なのに対して国内組は試合がない時期になるなど、ワールドカップと同様コンディションが揃わない難しさがある。気候も暑いし、前線の二人に依存したサッカーでバリエーションが足りないようでは、勝ち抜くのはやはり難しくなるよ。
【日本代表PHOTO】日本4-0キルギス|森保ジャパンが4発快勝! ゴールラッシュで2018年を締めくくる!
【日本代表PHOTO】日本対キルギスの美女サポーターたち!
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