• トップ
  • ニュース一覧
  • 【セルジオ越後】アジア杯への懸念はボランチと切り札。解決されないと中島と堂安の負担が…

【セルジオ越後】アジア杯への懸念はボランチと切り札。解決されないと中島と堂安の負担が…

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月21日

中島、南野、堂安ばかりが目立っているのは、切り札不在の裏返しのようなもの

チャンスを決め切れなかった杉本。アジアカップへの切り札には見えなかったと越後氏。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 もうひとつ気になるポジションというのが、いわゆる“切り札”だ。攻撃陣の絵は見えてきたけど、うまくいかない時に別の駒、別のプランが用意されているのか。その切り札が見当たらない。
 
 今のところ、中島、南野、堂安の3人ばかりが目立っているというのは、切り札が不在となっている裏返しのようなもの。キルギス戦でも、切り札と呼べるような活躍を見せた選手はいなかった。もちろん、あと一歩という惜しいチャンスはけっこうあった。でも、相手のレベルを考えてほしい。このレベルで惜しいって言っていて、アジアカップの準決勝、決勝でちゃんと決められるようになるの? 相手はシュート1本しか打てないチームだよ。
 
 失礼を承知で言えば、キルギスはアジアカップでは草刈り場的な扱いを受ける国。できるだけ多く点を獲って得失点差で優位に立たなければいけない。いわばグループリーグでも下位に位置するチーム。逆にキルギス戦の前に戦ったベネズエラがアジアカップのベスト8くらいのチームだろうね。韓国やオーストラリア、イラン、サウジアラビア……。そうした国々と互角の勝負になるはず。ただ引くだけでなく、しっかりとカウンターも狙えるチームだった。だから、キルギス戦よりもベネズエラ戦でできなかったことを重く見るべきなんだ。
 
 1月開催になるアジアカップは、海外組がシーズン中なのに対して国内組は試合がない時期になるなど、ワールドカップと同様コンディションが揃わない難しさがある。気候も暑いし、前線の二人に依存したサッカーでバリエーションが足りないようでは、勝ち抜くのはやはり難しくなるよ。


【日本代表PHOTO】日本4-0キルギス|森保ジャパンが4発快勝! ゴールラッシュで2018年を締めくくる!
 
【日本代表PHOTO】日本対キルギスの美女サポーターたち!
 
【関連記事】
【日本代表】キルギス戦を盛り上げた美女サポーターたち!
金田喜稔がキルギス戦を斬る! 「やはり衝撃的だった“大迫+新ビッグ3”。収穫は攻守に躍動した2ボランチだ」
【キルギス戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、釜本邦茂、金田喜稔、採点&寸評、プレー分析、PHOTOギャラリーetc.
「これは日本代表の”秘策"?」ポルトガル・メディアは中島翔哉の森保J初ゴールを絶賛しつつも深読み
【日本4-0キルギス|採点&寸評】MOMは格の違いを見せた中島。ゴールを決めた山中、原口らはアピールに成功したとまでは言えず…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ