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【横浜FC】昇格争いを再び混沌とさせたタヴァレス・イズム!! 指揮官は頑なにルール作りを拒んだ

カテゴリ:Jリーグ

高澤真輝

2018年11月08日

「プレッシャーとは捉えていない。ACLでは17万人の観客の中でやったこともある」

横浜FCを率いるタヴァレス監督は、「気持ちが早っている感じ」と現在の心境を語った。写真:徳原隆元

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 このように昇格争いができている要因は冒頭で述べたように選手が考えて、ピッチの中で答えを導き出せるようになってきたからだ。もちろん、結果が出ない我慢が必要な時期もあったが、チーム力は徐々に向上してきた。この目覚ましい成長には指揮官も手応えを口にしている。
 
「自信も付いてきたのかなと思う。やはり自分たちが考えてやるということは大事になってくる。形とかが変わっても自分たちがやることは変わらない。気持ちを強く持ってやればシステムが変わっても、選手が変わっても大丈夫だと思う」
 
 そしてリーグ戦は残り2試合。予断を許さない昇格レースは独特のプレッシャーを感じるゲームになるだろう。だが、数多くの国々で経験を積んできた指揮官はリラックスした状態で臨めることを強調している。
 
「この昇格争いはプレッシャーという捉え方をしていない。どちらかと言うと、気持ちが早っている感じ。中国で指揮した時は決勝戦を迎えたことがあるけど、10万人の中でやった。それにACLでは17万人の観客の中でやったこともある。あとは代表チームを率いたこともあるし、このくらいのプレッシャーはどうということはない。自分のプレッシャーを感じるスペースは心の中にない。もちろんエモーション、感情的になったり、モチベーションが高かったりというのは当然あるけどね(笑)」
 
 そんなタヴァレス監督が作り上げてきた横浜FCは、40節終了時で首位を勝点差3で追う4位の好位置に付けている。選手たちのモチベーションも最高潮に高まっている。
「僕らは昇格するために1年間をやってきた」(南)
「1年間の集大成として絶対に勝たないといけない」(佐藤謙介)
 悲願のJ1昇格へ――。ラスト2試合に勝負を懸ける。
 
取材・文●高澤真輝(フリーライター)
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